PK2010/明星大学通信教育部/英語学概論(2単位目)/合格レポート

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    資料紹介

    (問題文)
    1.屈折形態素と派生形態素の違いを例を挙げて説明せよ。
    2.テキスト81ページの課題1から3について答えよ。
    3.構造意味論の立場から、日本語の「水」と英語の'water'の意味の構造における違いを説明せよ。
    4.テキスト97ページの課題1を答えよ。

    参考文献
    『はじめての英語学』長谷川瑞穂 編著(研究者)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    屈折形態素と派生形態素の違いを例を挙げて説明せよ。
     言葉には意味を持つ最小の形式があり、これを形態素と呼ぶ。catのようにそれだけで単語になることが出来るものを自由形態素と言う。それに対して、他の形態素につけて使われるのが拘束形態素である。
     拘束形態素には前に付く接頭辞、後ろに付く接尾辞がある。その中でも、意味や品詞を変換する拘束形態素を派生形態素と言う。例えば、-ism、-ship、等の抽象名詞を作るものや、-ful, -able等の形容詞を作るもの、動詞をつくる-fy等、右端に置かれる接尾辞の場合、意味と品詞の両方が変わる。un-、in-、のように左端に置かれる接頭辞の場合、意味は変わるが品詞は変わらない。それに対し、拘束形態素の接尾辞の中で名詞の複数形-sや動詞の過去形-ed等のように、動詞や名詞等の変化形語尾を屈折形態素と言う。
     屈折形態素は接尾辞ではあるが、品詞を変えずに意味を変える。この点、接尾辞の場合の派生形態素は、意味と共に品詞を変えてしまう点で大きく異なる特徴を持つ。また、派生形態素には接頭辞があるが、屈折形態素には接頭辞がない点にも大きな違いがある。さらに、屈...

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