精神保健福祉の理論と相談援助展開-現在の日本の精神保健医療福祉の抱える課題を考察し、精神科リハビリテーションの観点から採

閲覧数3,523
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    そのまま転載するのはおやめください、参考になさってください。
    タイトルは『現在の日本の精神保健医療福祉の抱える課題を考察し、精神科リハビリテーションの観点から採り得るアプローチを具体的に述べよ。その際、Y問題についても触れること。』
    評価「S」です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第一課題 第一設題
    我が国の精神保健医療福祉の抱える課題を精神科リハビリテーションの観点から考えると、社会的入院患者の多さにあると考える。現在20万人以上が1年以上に及ぶ長期入院をしている。20万人のうちの10万人は5年以上、10年以上入院している患者は6.5万人である(H.23年患者調査)。平均在院期間も、長期入院患者の数も減少してはいるものの、未だ6万人以上が数十年にわたって病院で生活を余儀なくされている。

    「浦河べてる」の取り組みや「ACT」によって重い精神障害を抱えた人が住み慣れた地域で暮らしていけることは証明されていると考える。ただし、それを可能にするためには、訪問診療も含めた医療機関、雇用や住居、日中の居場所の確保、行政の協力、地域住民や家族の理解などの対象者の周りにある物的・人的環境の継続的な設定が命題となる。これは多くの専門家による連携が欠かせない。社会的入院患者が地域で生活をしていくためには、地域での強固な受け皿が必要だが、この受け皿が十分ではないため、社会的入院患者が一向に減らない。何かあったら入院ありきではなく、完全に地域で解決できるように医療体制も万全に整えて...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。