精神保健福祉士として相談援助を行なう上で、「専門性」とは何か(評価4合格)

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    資料紹介

    通信教育、レポート評価4合格(5~1判定中)のものです。 参考文献は新・精神保健福祉士養成講座8「精神保健福祉援助演習(基礎・専門)」、中央法規出版株式会社、2012年です。 文字数1800字程度。全文をそのまま使用するのはおやめください

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    精神保健福祉士は精神障害者の保健及び福祉分野に特化した「 スペシフィックソーシャルワーカー」である。ソーシャルワーカーが行なう相談援助(ソーシャルワーク)において「価値」と「知識」及び「技術」は不可欠な要素である。

    「価値」とは、あるものを他のものよりも上位に位置づける理由や性質の程度のことであり、倫理学や哲学などでは個人や社会により絶対的によいと認められた性質のことを指す。ソーシャルワーク実践においても、価値はよりよい援助を展開するために欠かすことのできない基本であり実践の土台をなすものである。野村豊子は、社会福祉実践が影響を受ける価値として、①一般社会の価値、②制度・政策上の領域における価値、③生理・医学領域における価値、④福祉実践の専門領域における価値、⑤クライエントとソーシャルワーカーの関係領域における価値、⑥ソーシャルワーカーの私的自己と専門的自己、の六つをあげている。精神保健福祉士は、それらの特徴を踏まえた上で、人を人として認め受け入れること、そして他者の異なる価値への理解と受容が求められる。つまり、援助者がもつ価値が、物事の判断や人の理解に大きな影響力をもってしまうので...

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