政党支持なし層・無党派層の行方〜保守回帰と政治文化〜 

閲覧数1,957
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    No.10 保守回帰と政治文化
     昭和51年12月の衆院選は戦後初めての任期満了選挙だったが、「ロッキード事件」等が絡み、自民党が議席の過半数を割り込む、という結果になった。そして政治的有効性の低下は、特に若年層の政治不信をまねいた。
    また、54年10月の衆院選でも長期低落傾向に歯止めがかけられず、30年の保守合同以来初めての与野党伯仲という政治状況が続いた。
    しかし、55年6月に国政選挙史上初の衆参同時選挙が行われた際に、国民の保守回帰傾向を反映し、自民党が安定多数を獲得した。
    その背景には、いくつかの理由がある。まず第一に、衆参ダブル選挙は自民党にとっては相乗効果を生み出し、とても都合が良...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。