人口問題と少子高齢化(社会理論と社会システム)A評価 1500字

閲覧数5,103
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    日本の人口問題の現状と現在にいたるまでの人口の歴史的経過を論述した上で、少子高齢化についての問題点と解決策を述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     日本の人口は、平成25年8月1日現在(概算値)1億2731万人(この数値は、国勢調査による人口を基礎として総務省が産出)。2005年の1億2776万人をピークに、日本の人口は減少期に入ったと考えられている。つまり、現在日本は、当然のように人口が増加する社会、人口が増加することを想定し構築されてきた社会から、人口が減少する社会、人口が減少しても持続可能な社会への転換を必要とされている。
     人口の減少は「経済活動の衰退」をはじめ「少子高齢化」などの社会問題を深刻化させる。では、持続可能な社会の実現に向け、これらの問題をどのように解決していけばよいだろうか。
     上記の問題を考える前に、日本の人口の推移を振り返りたい。中世から近世へと時代が移る慶長5年(1600年)頃の日本の総人口は、およそ1,227万3,000人。その後、戦国時代が終わり、徳川幕府の太平の世によって安定した社会が築かれたことにより、江戸時代の享保6年(1721年)には3,127万8,000人へと急増。近世初期の人口爆発が生じた。
     近代的な人口統計が実施されたのは明治4年(1871年)の戸籍法施行からである。その報告による...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。