日大通信 行政学 分冊2

閲覧数1,584
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    参考文献のページまで記載しています。なお、本資料は合格していますが、自分の意見を入れるとより良くなりますとの講評をいただいているものですので、参考程度に御使用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ★行政における決定は、日常的な行動の決定から予算や計画のような基本的・全庁的な決定等に至るまで、色々な形態によって決定が作成される。決定がなされなければ行政は実際に展開しえない。例えれば、意思決定とは、「一定の目的を達成するために、二つ以上の代替的な手段の中からその一つを選択する論理的過程」と述べることができる。ここでは、意思決定の意義やその過程について稟議制と対比させ、以下のとおり述べる。
    ★現代組織論の代表的論者ハーバート・A.サイモンは、代替的な手段の中から選択される過程を「いかなる瞬間においても数多くの代替可能の行為群が存在している。或る個人はその代替可能行為のいずれのひとつをもとることができる。或る過程(選択の過程)によって、この数多くの代替的行為は実際にとられる一つの行為へと絞られる。」とした。これを意思決定の過程又は選択の過程と呼ぶ。従来、意思決定について伝統的管理論では、こうした過程を問題とするよりも意思決定のための権限の配分の問題が中心であったが、現代の管理論においては意思決定の過程に重点を置いて分析する方法が採られている。つまり、組織行動としての意思決定は管理過程で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。