家族療法

閲覧数2,597
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    家族心理学の発表レジュメです。家族療法の歴史、各派の特徴、家族療法の概念などについて説明しています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    臨床心理面接特論 【家族療法】
    現代の家族を定義する

    「家族とは、人々の間に流布する言説(ディスコース)によって社会的に構築されるもの」
    ①保守的理解から現代的な理解までの変遷がある

    ②変遷の方向は、限定的な定義から、より多様なものを含みこむ定義へ広がる

    ③家族という客観的事象がはじめからあるわけではなく、人々の理解が家族という概念をつくりあげ、つくり変えていく●家族とは何か?
    ●家族療法の歴史

    20C初頭

    「全体としての家族 family as a whole」…ソーシャルワーカーが用いた言葉

    家族を一単位として考えることの重要性はこの頃から始まっていた(Spiegel,J.P.&Bell,N.W.)
    戦後 1940年前後~1950年

    統合失調症への精神療法的接近を通し、主として精神分析的な系譜を持つ学者が相次いでその家族を問題にし始めた
    最初の注目は母親

    ・Fromm,R. 「精神分裂病を作る母親 schizophrenogenic mother」

    ・Rozen,J.N. 「愛情のない冷ややかな母親」…過保護と拒否の併存が重視されるに至った

    ・Reichard,...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。