S0525(2013年度) 学校教育職入門

閲覧数1,142
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    学校教育職をめざすためにはどのような資質が求められているのかについて、詳細な考察が正確になされているとのコメントを頂いたA評価レポートです。効率の良いレポート作成に役立つ内容になっているかと思います。ご参考になさってください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教職の制度化が名実とともに浸透し始めたのは、1890(明治23)年の改正小学校令以降のことである。教員になる資格については、1880(明治13年)の教育令改正によって、師範学校卒業のルートと府知事県令が与える教員免許状による2つのルートがあった。1885年(明治18年)の「第3次教育令」にとって、両者共に免許をもたなければならないこととなり、さらに1886(明治19年)に制定された「諸学校通則」や「小学校教員免許規則」に引き継がれ、その資格取得者の規定に始まり、免許の種類、有効地域・期限、諸学校教員学力検定試験の実施基準を定めるに至る。こうして日本の全ての小学校教員が免許状を必要とすることに統一され、1990(明治33年)の「第三次小学校令」「小学校令施行規則」へと集大成されていった。これらの教員養成と教職制度の成立に大きな役割を果たしたのが師範学校の制度である。師範学校の特色として、授業料の免除の制度が大幅に設けられており、そのため、学力がありながら経済的な理由で進学できない者にとっては、格好の進学先であった。師範学校の卒業生は教員になることを義務づけられており、国家の経費で教育して...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。