精神看護学実習 看護大学生

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    「精神看護学実習」

                                看護大学生
    はじめに

     今回の精神看護学実習では、精神病院において3週間統合失調症の患者と関わらせていただいた。また、患者の転棟に伴って私も実習場所を閉鎖病棟から開放病棟に移して、実習をさせていただいた。3週間患者とじっくり関わっていく中で私が感じたヒューマンケアリングの意義と価値について述べる。

    対象者の紹介

     A氏は50歳代女性で20年前に統合失調症と診断される。5年前と4年前に入院しており、今回は3回目の入院である。主訴はペットボトルで壁を昼夜問わず叩く、夫と顔を合わせない、被害妄想であるが、私が受けもたせていただいたのはA氏が医療保護入院されてから1ヶ月経過してからで、精神・情緒状態は落ち着いておりそのような症状は見られない。夫と2人暮らしで子供はいない。夫婦はほとんど顔を合わせず、A氏は家事は全くしていない。近所づきあいもなく、電話にも出ない。夫が10年くらい洗濯をしており、A氏は家庭での妻としての役割を果たしていないと考えられる。A氏の母親はA氏が5歳のとき癌で亡くなっている。その後父親は再...

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