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哲学で検索した結果:611件
まずはハンソンの「観察の理論負荷性」から説明する。 授業や参考資料とした本では「アヒルウサギ図」を例に、観察の際にどうしても使用してしまう理論(アヒルの理論・ウサギの理論)がある、としていた。ぱっと見て、アヒルをあらわしているようにもウサギをあらわしているようにも見える、と...
我々、人間は生きるうえにおいて、「正しく生きたい、幸せに生きたい」という願望を持っているであろう。この事は、「すべてのものがもっとも欲求するものは、最高善である」という大前提(1)をもとにして、快楽の追求と苦痛の回避によって、その最高善を求めるといった、ベンサムの快楽主義からも分...
ソクラテスを賢者、プラトンを詩人とすれば、アリストテレスは独断的な体系化であるとするのが一般の動かぬ見解である。 も大きな影響を受けた。そしてプラトンの死後、後継者問題が勃発するのを契機にアリストテレスはアテナイを去る。これが第二期、遍歴時代の始まりである。この時期は自然研究へ...
9・11のアメリカ同時多発テロ以来、イスラム世界に関する話題をよく耳にする。犯人はオサマヴィンラディンらアルカイダを中心とするアメリカに反抗心のあるイスラム教徒によるものだとされている。「犯人はイスラム教徒であり原因は宗教と深い関係がある。イスラム教徒は危険だ」と考える人も多い...
ヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』はまたたくまに20世紀前半の哲学地図を塗り替え『言語論的転回』と呼ばれる大きなうねりをもたらした。また彼の死後に刊行された『哲学探究』は20世紀後半の哲学にさらなる方向転換をもたらした。これら二冊の書物を通じてヴィトゲンシュタインは思考のス...
?.参考文献2冊を読んで考えたこと 世の中に氾濫するデータの数々。それらはアンケート集計結果や様々な指標、IQや性格診断テストなどに姿かたちを変え、社会の実態や個人の性質などの有益な情報をもたらすが、時に社会を混乱させるものでもある。そういった正しい情報と誤った情報が生まれて...
後期のこの約4ヶ月の間、講義で様々な人の意見を聞きながら自分なりに「人間の自由と規範」について考察してきた。 まだ何の考察もしていない段階で与えられた、「自由とはどういう状態のことですか」という問いかけにたいして、私はその時「自分の望む状況、もしくは環境の中に自らの身をおけるこ...
当時のインドは至って思想の自由と発表の自由があった。反ヴェーダ、反バラモンの気運が高まった上に、その思想から逃れようとして、新たな思想が発生しやすく、それが受け入れられやすい時代であった。ブッダの登場、受諾はいわば必然とも言える。思想対立が高まる中で、インドで初めて懐疑論を説い...
近年、善悪の判断が曖昧になってきている。その証拠と言うべきか、犯罪は低年齢化し、少年法も改正するか、しないかという議論も活発に行われている。しかし、曖昧になった反面、それを問題視する傾向も強く見られる。その良い例は「DEATH NOTE」という漫画である。この漫画は、「週間少年...
哲学レポート “コンピューターは心を持つことができるのか?” ロボットやコンピューターに対して心を持たせる事は可能であるのかという疑問は、我々が昔から考えてきた命題である。ロボットに心を持たせるという事は、「人工知能はどこまで人間の脳に近づけ得るのか」というのと同じ意味である...
外国史特論『歴史哲学講義』ヘーゲル著 第一部 東洋世界 第二編 インド ① インド概観(p229~) ●ヘーゲルが語るインドについてのイメージ ○古い形態をそのまま現在に残している国、あこがれの国、不思議の国、魔法の世界、空想と感情の国 ...
イスラム教について、私に信仰心がないからかも知れないが、どうしても神に祈りを捧げる姿というものは滑稽に映って仕方がない。ならば、せめてもどのような信条を持って信仰しているのかを、完全に判るとまでは行かずとも、ある程度捉えてみることにした。 イスラムにおいては、存在していること自...