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言語文化で検索した結果:205件
グリム兄弟の兄、ヤーコプ・グリム(1785~1863)は言語学者として研究に従事する一方で、外交官としてウィーン会議の随行員やフランクフルトの第1回国民議会の代表員になって活躍した。 この二つの議会の参加で彼が述べた意見より、一貫した彼の信念を伺うことができる。 まず1815...
明治維新以降の約一世紀、日本の社会は急速に変化したが、その様子は文学にも様々な形で表現されるようになった。 西洋文化を模倣し、身分制度が崩壊されたものの、急激な変化に人々は戸惑うことになる。それは森鴎外(一八六二~一九二二)の『雁』(一九一一・九~一九一三・五)の描写でも窺い知る...
『万葉集』は舒明期から淳仁期までの約130年に渡って詠われた現存最古の歌集である。20巻からなるこの歌集は、約4500首に及ぶ様々な歌が詠われている。一般的に時代は4期に分けられており、作品は時代の風潮により特徴がみられる。代表的な歌人とその歌風について時代別に述べてみたい。 ...
能と狂言はいずれも室町時代に大成されたものであり、総称して「能楽」と呼ぶ。 能は笑いを含まない重厚な歌舞劇で、狂言は笑いを中心とした軽妙な対話劇であり、一見対照的に感じられる。しかしいずれも平安時代から続く「猿楽」から発展したものであり、同じ舞台で対に演じ、互いの演劇を一層引き...
歌舞伎十八番とは、上方と対比される荒事の要素が詰まった成田屋のお家芸のことである。 演目は『鳴神』『毛抜』『暫』『矢の根』『景清』『助六』『勧進帳』『鎌髭』『不破』『不動』『嫐』『象引』『押戻』『外郎売』『七つ面』『毛抜』『解脱』『蛇柳』の十八からなる。 山本二郎氏は『名作歌...
歌舞伎は伝統的な東洋の演劇の一つであるが、西洋演劇が具象的(representational)な演劇であるとすれば東洋の歌舞伎は表象的(presentational)な演劇であるとされている。また伝統的な東洋の演劇として忘れてはならない京劇も表象的(presentational)...
『論語』は孔子(前五五一~四七九)の死後、彼の弟子らが孔子の言葉や行動、その弟子達らの問答を集録したものであるが、秦の始皇帝の焚書などによりありのままの形で残ってはいない。今伝えられているものは何種類かの伝承を集めたものである為、時代を経て様々な解釈が存在することになってしまって...
公家と武家の年中行事の類似点と相違点を述べる前に、そもそも公家と武家の違いはどういうものなのかを考えてみたい。 村井康彦氏によると「平清盛も源頼朝も、もとを辿れば賜姓皇族であり、つまりは貴族であったように、公家と武家とはルーツを同じくする同根の存在であった」とある。(参考文献①...
動詞・形容詞・形容動詞の共通点は、いずれも単独で述語となることができるもので、語形に活用があるという点である。また、事物の動作・存在・性質・状態など叙述するものでもあり、この三つを総称して用言と呼ぶ。 ではこの三つの品詞の相違点は何であろうか。それぞれの品詞の特徴を踏まえながら...
日本語は、英語などの別の言語とは違った性質をいくつか持つが、その中でも音節に関しても独特の意識を持ち、外国人が日本語を習得するのを困難にしている。 いったいその性質とはどんなものなのか、例を挙げながら述べてみたい。 まず日本語の音節に関して、第一に挙げなくてはならないのは、典...
異文化コミュニケーション概論のレポート はじめに 現代社会において、異文化コミュニケーションはますます重要性を増している。グローバル化の進展や、海外とのビジネス、国際交流、留学などが盛んになり、異なる文化背景を持つ人々との交流は日常的なものとなっている。しかし、異文化コミュニケー...
イメージと文化 テストまとめ メディアリテラシーとは何か メディアリテラシーとはメディアがどのように機能し、どのようにして意味をつくりだし、どのように組織化されており、どのようにして現実を構成するかについて、子供たちの理解と学習の楽しみを育成するもので行う教育である。 メデ...