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法学で検索した結果:160件
民法総合・事例演習 第1部の答案集です。合格者ゼミで検討された答案集です。法科大学院における授業課題のたたき台、自習用に活用してください。
(1)事実の概要 医療法の一部を改正する法律案を審議する委員会における、国会議員Xの発言によって夫の名誉を毀損され、その直後に夫が自殺したとして、その妻Yが、不法行為を理由に当該議員と国を訴えた事件で ある。 第一審(札幌地判平成5年7月16日)は、憲法51条は、議会にお...
※債権者が受領遅滞となるためには、a弁済の提供とb債権者の受領拒絶・受領不能が必要である。 aをすることで、以下の効果が発生する。 1.注意義務の軽減(故意・重過失さえなければ履行不能になっても責任なし) 2.危険負担(特約で債務者負担になっていた場合でも債権者主義に移転す...
日本国憲法は、前文第1段で「主権が国民に存する」、1条で「主権の存する日本国民」と規定し、国政の最終決定権が国民に存するという国民主権原理を採用している。それでは、ここでいう「国民」の意義および「主権が存する」ことの意味をいかに捉えるべきか。 全国民主体説は、主権概念におけ...
命令的委任とは、議員が特定の選挙区の選挙人団の意見に法的に拘束されることをいう。国会議員に対する命令的委任の制度として、例えば国会議員を任期途中で罷免するリコール制などが挙げられる。 このような制度を導入する法律を制定することが認められるかどうかは、国民主権の原理における「国民...
権力分立とは、国家の諸作用を性質に応じて立法・行政・司法に区別し、それらをそれぞれ異なった機関に担当させるように分離し、相互に抑制と均衡を保たせる制度をいう。 権力分立の趣旨は、国民の権利・自由の保護を図ることにある。また、権力分立の特性として、自由主義的、消極的、懐疑的、中立...
1.「物権」とは 民法は総則に続き、物権について規定しています。物権とは、人が物を直接的かつ排他的に支配する権利をいいます。 直接性とは、権利の実現に他の者の行為を必要としないことをいいます。たとえば、所有権に基づいて土地を使用収益する場合、他人の協力がなければ使用収益が不可...
憲法前文、1条から分かるように、主権は国民にある。他方、前文、43条は代表制を採用することを明らかにしている。それでは、主権が国民にあることと代表制とはいかなる関係に立つか。 そもそも代表制というのは、主権者自身が具体的に政治に参加して意思決定するというのではなく、主権者が選...
憲法51条は、「両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表\\決について、院外で責任を問はれない」と規定し、国会議員の免責特権を認めている。 近代立憲主義憲法は、議員の不逮捕特権(50条)と並んで、ほとんど例外なくこの種の特権を規定している(例えばアメリカ合衆国憲法1条6節1...
所有権が侵害されてもこれによる損失がいうに足りないほど軽微であり、しかもこれを除去することが著しく困難で莫大な費用を要するような場合に、不当な利益を獲得する目的で、その除去を求めるのは権利の濫用にほかならない。(大判昭10・10・5 民集14-1965) 権利濫用とは形式的には...
旧司法試験の答案です。答案上気になる点について、コメントをつけてあります。
独立行政委員会とは、特定の行政について、内閣から独立した地位において、その職権を行使することを認められている合議体の行政機関をいう。例えば、公正取引委員会や人事院などはこれにあたる。 独立行政委員会は、戦後の民主化の過程において、政党の圧力を受けない中立的な行政を確保す...