異文化コミュニケーション概論 日本大学文学専攻(英文学)

閲覧数1,868
ダウンロード数5
履歴確認
更新前ファイル(1件)

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    異文化コミュニケーション概論 分冊1 日本大学文理学部文学専攻(英文学)
    課題1
    健康に加えて、時間はおそらくどんな人間でも持てる最も価値のあるものである。社会の時間についての考え方は、とても違っていて、そしてこれらのさまざまな時間の捉え方は私たちの行いへと影響を与える。例えば、日本は過去志向文化、北米は未来志向文化と言われている。また、日本は北米よりも長期志向であると思われ、そして、北米のような「行動志向」ではなく、「存在志向」であると考えられている。これらの違いが本当に意味するものは何なのか、考察してみましょう。
     多くの東南アジアの文化同様、日本文化は過去に方向付けられている。これは、日本人が現在における行動の導きや決断をするために、過去におけるアイディアや決断が重要であると信じているということを意味する。この考えは、先祖崇拝への強い信念をもつ神道と、古学を強調する儒教に由来するのかもしれない。その結果、日本では、物事の新しいやり方は、しばしば困難なものとなるのである。
     一方、北米は未来志向であるといわれ、それは彼らが未来は現在よりも良いものであると考えていることを意味する。そ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。