『事例で学ぶ民法演習』 解答 41

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    資料紹介

    『事例で学ぶ民法演習』の解答です。本書は、北海道大学の教授陣による民法の演習書です。本書は、家族法を除く財産法の全てを網羅しており、旧司法試験や予備試験レベルの中文事例問題で構成されています。
     事例問題形式での民法演習書として本書の問題は完成度が高く、基本論点を総浚いするとともに、判例に則した見解で記述がなされており、現時点で、民法科目最高の問題集であります。
     充実した解答のついていない本書において、本解答は貴重なものであると思います。特に,答案を書くにあたり,受験生が苦手とする「事実の評価部分」が充実していますので、司法試験対策には非常に有用な内容に仕上がっております。
     そして、本解答は司法試験合格者に添削をしてもらった上で作成しているため、信頼できる内容になっていると考えます。 また、発展的な問題については、参考文献や参考資料を引用した上で作成もしておりますので、学習の便宜上、有意義な内容となっております。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第41問
    小問1
    1 (1)
      Aは、 BCに対し、自身が重傷を負ったことにつき、それぞれ不法行為に基づく損害賠償請求(709)をする。BCは、停止信号を無視して交差点に進入するという「過失」により、Aに衝突して重傷を負わせる形で、Aの身体という「権利」を侵害し、「損害」を与えている。したがって、これら2つの請求は認められる(競合的不法行為)。
    2 (2)
     (1) Aは、BCに対し、自身が重傷を負ったことにつき、それぞれ不法行為に基づく損害賠償請求(709)をする。
    Bへの請求については、Bは停止信号を無視して交差点侵入し、Aに衝突しているから、問題なく認められる。他方、Cへの請求については、CはAに衝突していないから、過失と「権利」の侵害、侵害と「損害」との因果関係がいずれもなく、単独では認められない。
    (2) そこで、Aは、BCに対し、2人で起こした事故によってAが重傷を負ったとして、共同不法行為に基づく請求(719Ⅰ前)をする。
    かかる請求が認められるには、各人の故意又は過失、権利侵害、「損害」、行為の「共同」性、因果関係が必要である。また、719Ⅰ前は、各人の行為が関連共同..

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