事例演習民事訴訟法 第三版(新版) 解答 24

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    資料紹介

    事例演習民事訴訟法 第3版(新版)の解答です。事例問題形式での民亊訴訟法演習書として本書の問題は完成度が高く、基本論点を網羅するとともに「考えさせられる」良問が揃っているため、民事訴訟法における最良の演習書であると考えます。
    充実した解答のついていない本書において、本解答は貴重なものであると思います。そして、本解答は司法試験合格者に添削をしてもらった上で作成しているため、信頼できる内容になっていると考えます。 また、発展的な問題については、参考文献や参考資料を引用した上で作成もしておりますので、学習の便宜上、有効な内容となっております。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第24問
    1 本件訴訟において、Yは、本件訴訟は、「法律上の争訟」(裁判所法3条1項)にあたらないとして、訴え却下の主張をしている。そこで、この主張の当否を検討する。
    (1)訴え変更以前
    法律上の争訟とは、①当事者間の具体的な権利義務または法律関係の存否に関する争いであり、②法令の適用によって終局的に解決することのできる争いをいう。Yの主張が認められるためには、これら①②を充足しないことを要する。
    ア ①について
    Aは、Yに対し寄付金1000万円の不当利得返還を求める訴えを提起しており、本件訴訟の訴訟物は、「不当利得に基づく返還請求権」である。右訴訟物は、原告Aの具体的な権利の存否を争うものであり、かつ世俗的な請求権であるから、①といえる。
     イ ②について
      Aは、寄付行為に要素の錯誤があると主張し、不当利得の返還を請求している。本件訴訟の請求原因事実は、以下のとおりである。
     あ Yの利得
     い Aの損失
     う 損失と利得の因果関係
     え Yの利得に法律上の原因がないこと
      ―1 意思表示の錯誤
      ―2 錯誤が法律行為の要素に関するものであること
      ―3 Aの動機がYに表示..

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