事例演習民事訴訟法 第三版(新版) 解答 22

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    資料紹介

    事例演習民事訴訟法 第3版(新版)の解答です。事例問題形式での民亊訴訟法演習書として本書の問題は完成度が高く、基本論点を網羅するとともに「考えさせられる」良問が揃っているため、民事訴訟法における最良の演習書であると考えます。
    充実した解答のついていない本書において、本解答は貴重なものであると思います。そして、本解答は司法試験合格者に添削をしてもらった上で作成しているため、信頼できる内容になっていると考えます。 また、発展的な問題については、参考文献や参考資料を引用した上で作成もしておりますので、学習の便宜上、有効な内容となっております。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第22問
    前提:反訴請求の(原始的)客観的併合(136)の事案、控訴の利益は問題にならないでしょう
    1 前段
      一審では、本訴請求が棄却、反訴主位請求が認容されている。それに対し、原告Xのみが控訴したところ、控訴裁判所は本訴請求を認容、反訴主位請求を棄却、反訴予備請求を認容すべきとの心証に達している。裁判所は心証に従った判決ができるか。
     (1) まず、Xは、本訴請求と反訴主位請求についての判断に不服を申し立てているから、予備的請求については移審しないのではないか。
    上訴の効力である移審効(116Ⅰ)と確定遮断効は、不服のある部分に限らず、判決全部に及ぶ(上訴不可分の原則)。すなわち、請求が複数あっても、判決が一個であれば、全ての請求に上訴の効力が及ぶのである。そして、予備的請求の一方に対する認容判決も、判断されなかった請求を含めて一個の判決である。
       本件では、判断されていない反訴予備請求についても移審する。
     (2) 次に、反訴予備請求が移審するとしても、それについて審理判断し、認容することは、被告の不服申し立てを超えるものであり(296)、また、不利益変更禁止の原則(304..

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