音楽科指導法

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     「小学校における歌唱指導について」
    1.新学習指導要領における歌唱の表現技能について
     平成23年4月から全面実施された新学習指導要領における音楽科の目標は,「表現及び鑑賞の活動を通して,音楽を愛好する心情と音楽に対する感性を育てるとともに,音楽活動の基礎的な能力を培い,豊かな情操を養う。」である。内容はこれまでのように表現及び鑑賞の2領域で構成しつつ,表現及び鑑賞に関する能力を育成する上で共通に必要となる[共通事項]を新設するとともに,表現領域は歌唱・器楽・音楽づくりの3分野ごとに示した。
     歌唱の表現技能について,学年段階ごとに次のように示されている。
    ・第1学年及び第2学年 「自分の歌声及び発音に気を付けて歌うこと」
    ・第3学年及び第4学年 「呼吸及び発音の仕方に気を付けて,自然で無理のない声で歌うこと」
    ・第5学年及び第6学年 「呼吸及び発音の仕方を工夫して,豊かな響きのある,自然で無理のない声で歌うこと」
     本稿ではまず,音楽科の歌唱の授業において伸ばすべき知識と技能について述べた後,教師が歌唱指導を行う際に留意すべきことについて考察していく。
    2.歌唱の授業において伸ばす..

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