地球温暖化について : テキストデータ

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地球温暖化について
平成14年5月28日
第1回地球環境保全と森林に関する懇談会
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               IPCC(気候変動に関する政府間パネル)
第三次報告による
               
気候の変化
(第1作業部会)
○ 過去 50 年間の温暖化の大部分は人間活動に
 起因。
○さらに21世紀末までに、1990 年と比べ、
地球の平均気温が、最大5.8℃上昇
平均海面水位が、最大88cm上昇
豪雨、渇水などの異常気象現象が増加
影響・適応
(第2作業部会)
○温暖化は、すでに脆弱な生態系に影響。
○さらに次のような影響を予測。
40cmの海面上昇で、世界の浸水被害が7千5百万
人~2億人増加
途上国の農業生産等に大きな悪影響を与え、南北格差
が拡大
生態系の破壊、伝染 れた森林・林業基
本計画に示された森林の有する多面的機能の発揮に関する目標と林産物の供
給及び利用に関する目標どおりに計画が達成された場合、京都議定書第3条
3及び4の対象森林全体で、森林経営による獲得吸収量の上限値(対基準年
総排出量比 3.9%、4,767万 t-CO2)程度の吸収量を確保することが可能と推計
される。
上記は森林・林業基本計画に基づく試算であり、今後、算定方法等について
精査、検討が必要である。また、現状程度の水準で森林整備、木材供給、利
用等が推移した場合は、確保できる吸収量は対基準年排出量比 3. 9%を大幅に
下回るおそれがある。
吸収量の確保は、政府はもとより、森林所有者、林業及び木材産業の事業者、
更には地方公共団体や森林及び林業に関する団体を含め、関係者全体による
多大な努力が必要であ 利用林)に応じた
森林整備の推進
○緊急間伐5カ年対策の実施
○長期育成循環施業の実施
◎公的な森林整備の拡充
○間伐対策の推進
◎複層林への誘導伐の促進
◎「緑の再生」特別対策等の実

参考-4
○保安林等の適切な管理・保全等
の推進
○保安林指定の計画的な推進
○治山対策の推進
○病害虫等被害の防止
◎機能低下保安林緊急整備対策
の推進
◎山村等の防災情報を整備し、
防災体制を強化
○国民参加の森林づくり等の推

○国民参加の森林づくり等の推

○国民参加による森林の整備・
保全活動の推進
◎地域住民、NPO等の多様な
主体の参加と連携の強化
○森林環境教育の推進
○木材資源の有効利用の推進
・林産物の供給及び利用の現状
<木材供給・利用量>
     20百万m3
○木材及び木質バイオマス利用
の推進
・林産物の供 給及び利用に関す
る目標
<木材供給・利用量>
      25百万m3
・未利用木材資源の利用推進
○林産物の新規需要の開拓
○建築及び工作物における木材
使用の促進
○木材利用を促進するための総
合的な対策の推進
◎学校の内装や学校関連施設な
ど地域材を利用したモデル的
な施設の整備
○木質バイオマスエネルギー利
用対策の促進
◎木質バイオマスエネルギー利
用施設のモデル的な整備
 現状程度の水準(1998~2000
年実績の平均)で森林整備、木
材供給、利用等が推移した場合
の人為活動の行われた森林の吸
収量:約3,550万t-CO2
 森林・林業基本計画に示された
森林の有する多面的機能の発揮
の目標と林産物の供給及び利用
の目標どおりに計画が達成され
た場合の人為活動が行われた森
林の吸収量:計約4,770万t-CO2