社会福祉原論 レポート設題2

閲覧数1,744
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    タグ

    代表キーワード

    社会福祉原論

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ」
    1,社会福祉確立期(1945から1950年)
    我が国は1945(昭和20)年8月、第二次世界大戦の敗戦をもって、それまで続いた戦時体制を終結させた。日本を占領下に置いたGHQ(連合国軍総司令部)は、「民主化」「非軍事化」を推し進め、日本国の再建に新たな施策を開始させた。 
    戦局末期からの社会的「国民総飢餓」の状態は、国民一人ひとりの生活形態を混乱させ、破壊していた。3月10日の「東京大空襲」ほか、8月2日の「神戸・大阪大空襲」などの主要都市の焼け野原化や、「広島」「長崎」の原爆投下による極めて深刻な事態に、生活保障という国家の責務が要求された。
    例えば、「児童」である。物資の不足で日常生活を維持することで精一杯という世相の中で、子どもたちは最大の被害者であった。戦災で両親を失った孤児や、引き揚げ孤児などが街に溢れ、浮浪しては物を乞い、金品を窃取するなどの行為を繰り返していた。
    一方、「母子」「障がい者」「復員軍人等」の生活能力を失った人びとのそれぞれが困窮を抱えていた。
    このような、国民救済を緊急の課題としてGHQは、社会的状況の改...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。