高齢者の特性と高齢者を取り巻く環境をふまえ、これからの高齢者支援について述べよ。

閲覧数2,444
ダウンロード数33
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    高齢者の特性と高齢者を取り巻く環境をふまえ、これからの高齢者支援について述べよ。
    Ⅰ.はじめに
     近年わが国は、世界的にも類を見ない速さで高齢化が進んでいる。2010年の高齢者白書のまとめによると2009年10月現在65歳以上の高齢者率は22.7%となり、その人口は2.901万人にもなり、75歳以上は1割を超えている。2008年9月現在、65歳以上の高齢者率は22.1%となり、その人口は2819万人にもなり、75歳以上は初めて1割を超えたのである。
     わが国の高齢化率を先進国と比べると、急速なのが分かる。総人口に占める65歳以上の割合を高齢化率といい、これが7%だと高齢化社会といわれる。高齢化は今後も止まらず、今世紀半ばには2.5人に1人が高齢者となる、すでに高齢社会となっている現実を受け止め、超高齢化社会での国の運営、仕組み、暮らし方を変えていかなければならないという新しい場面に直面しているのである。
    Ⅱ.高齢者の特性
    1.身体的特性
     高齢者の身体的特性は、生命を保障する機能と生理機能の加齢に伴う低下減少が要因となっている。具体的には、筋肉などの脆弱化による日常の身体活動能力や各種...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。