日本法制史 江戸時代の離婚形式

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    江戸時代の離婚は果たして夫専権離婚であったのか
    1夫専権離婚とは、夫は妻の意思に関わらず一方的に離婚するができることをいう。
    江戸時代での幕府法によると、庶民の夫婦が離婚する場合には離縁状を必要とされており、これを受理しないで再婚した妻は髪を剃って親元に帰されるという刑罰が課されていた。また、離縁状は必ず夫が書いて妻に渡していた。これらのことなどから、夫は妻を一方的に離婚することができたといわれてきた。これが夫専権離婚説である。
    しかし、果たしてそうなのか。離縁状とその返り一札について詳細に調べてみると、夫専権離婚であったということに対して疑問の余地がある。以下、これらについて述べる。
    2 離縁状の構成として、離婚理由があるが、実際の離縁状の離婚理由をみてみると、「事由なし」や、「我等勝手ニ付」などがある。これらは何を意味するものなのであろうか。
    (1) まず、「事由なし」について考えてみる。

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    日本法制史   レポート課題
    江戸時代の離婚は果たして夫専権離婚であったのか
    1 夫専権離婚とは、夫は妻の意思に関わらず一方的に離婚するができることをいう。
      江戸時代での幕府法によると、庶民の夫婦が離婚する場合には離縁状を必要とされており、これを受理しないで再婚した妻は髪を剃って親元に帰されるという刑罰が課されていた。また、離縁状は必ず夫が書いて妻に渡していた。これらのことなどから、夫は妻を一方的に離婚することができたといわれてきた。これが夫専権離婚説である。
      しかし、果たしてそうなのか。離縁状とその返り一札について詳細に調べてみると、夫専権離婚であったということに対して疑問の余地がある。以下、これらについて述べる。
    2 離縁状の構成として、離婚理由があるが、実際の離縁状の離婚理由をみてみると、「事由なし」や、「我等勝手ニ付」などがある。これらは何を意味するものなのであろうか。
    (1) まず、「事由なし」について考えてみる。
    夫専権離婚説では、夫が何の理由もなく一方的に妻を離婚できたことを明白に示すもの、すなわち、夫の意思だけで離婚が成立したからが故に、理由を記載しなかったとい..

    コメント1件

    manami0910 購入
    とても役に立ちました!
    2006/12/25 14:22 (10年前)

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