種子発芽時における胚の形態的変化を観察し、主要な種子貯蔵物質の分解の観察を行う。

閲覧数2,161
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    実験3.種子発芽と貯蔵物質の分解
          ? 生重量の経時変化
    1) 子葉と胚軸に分けた芽ばえ10個体の、それぞれの生重量を測定した。
    ? 酵素液の調製 
    1) 氷冷しておいた乳鉢中に冷凍したケツルアズキの子葉をいれ、抽出用緩衝液5mlとともにすりつぶす。
    2) 4℃16.000rpmで10分間遠心し、上清を酵素液とする。
    ? エンドぺプチダーゼ活性の測定
    1) 1%アゾアルブミン溶液を30℃に保温する。
    2) 酵素液を(0.3ml)をサンプルチューブに入れて、30℃で5分間保温する。
    3) 保温しておいた酵素液に1%アゾアルブミン溶液を加えて混合し、30℃で60分間反応させる。
    4) 10%TCA(0.4)を加え、混合した後氷中に20分静置する。
    5) 15000rpmで10分間遠心後、上清(0.7ml)を注意深くピペットマンで試験管に移し、蒸留水(2ml)を加えて、よく混合する。
    6) 吸光度(366nm)を測定する。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.目的   種子発芽時における胚の形態的変化を観察し、主要な種子貯蔵物質の分解の観察を行う。また、発芽期の加水分解酵素(アミラーゼ、エンドぺプチダーゼ)の活性発現とそれによって分解される貯蔵物質(デンプン、タンパク質)の量を測定する。
    2.材料   ケツルアズキの種子と吸水後2,4,6日間の芽生え。
    3.方法   
         実験1.種子と芽生えの構造
    1)種子をカミソリで二つに割り、内側をスケッチした。
          2)芽生えをスケッチした。
      
         実験2.芽生えでの貯蔵物質の分解
    ケツルアズキの吸水後2,4日の芽生えの徒手切片をつくり固定液中に15分間浸した後水洗いした。各切片をデンプン染色用試薬(ヨウ素ヨウ化カリウム溶液)とタンパク質染色用試薬(トルイジンブルー)で染色した。
    染色した切片を一枚のスライドガラスに並べデジタルカメラで撮影し、観察した。
         
         実験3.種子発芽と貯蔵物質の分解
          ① 生重量の経時変化
    子葉と胚軸に分けた芽ばえ10個体の、それぞれの生重量を測定した。
    酵素液の調製 
    氷冷しておいた乳鉢中に冷凍したケツルアズキの子葉...

    コメント1件

    1901run 購入
    私も同じ実験をしたので、結果を比べることが出来ました。
    2006/09/06 21:54 (17年7ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。