連関資料 :: アリストテレス

資料:10件

  • アリストテレス
  • ソクラテスを賢者、プラトンを詩人とすれば、アリストテレスは独断的な体系化であるとするのが一般の動かぬ見解である。 も大きな影響を受けた。そしてプラトンの死後、後継者問題が勃発するのを契機にアリストテレスはアテナイを去る。これが第二期、遍歴時代の始まりである。この時期は自然研究への関心が深まるという点で特に重要な時期である。また、イエーガーによれば、アリストテレスがプラトンの哲学から離脱して四原因説や実体論のような彼自身の形而上学の中心思想を発展させたのはこの遍歴時代であった。小アジア・マケドニアの各地で過したのち、彼はアテナイへと戻り、リュケイオンにて学園を創始する。これがリュケイオン時代と後の偉大な時代である。  アリストテレスが生涯行った学業の広範さは未曽有のものである。論理学、形而上学、天上・月下の世界の自然学、プシューケー論、倫理学、政治学、文芸論などである。 コマコス倫理学」を材にとって考えてみたいと思う。
  • 哲学 アリストテレス ニココマス倫理学
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  • ソクラテスとアリストテレスを比較して
  • 1、はじめに  諸学の礎を築いたアリストテレスと、その師、プラトンの更に師であるソクラテス。両者は「知を愛し求めた」という点においては共通しているが、その方法、内容については、多くの相違点が見られる。そこで「探求方法」、「アリストテレスのソクラテス批判」という観点を中心に、この二人の哲学を見ていきたい。 2、ソクラテスの探求法  「ソクラテス以上の賢者は一人もいない」というデルフォイの神託に納得のいかないソクラテスは、当時の賢人とされる人々に、「よく生きるということはどういうことであるか」と問い、自分よりも賢い誰かを探すことによって、これに反証しようと試みた。しかし、自分を含め、その問についてすべてを知っている者は居ないことに気づき、「自分は知らないということを自覚している点において、他の者より少しは知恵がある」と神託を解釈した。  ソクラテスの生活はこれを契機に変わったのだ、と村井氏は述べる。  彼はこの神託の教えに従って人びとに人間的智恵をすすめること、すなわちいわゆる無智の知に向かって自分の知識を吟味すること、また彼の得意な表現に従えば「魂(プシュケー)」の世話をする」こと、「自己自身の世話をする」こと、「徳(アレテー)の世話をする」こと、などへの勧告を自分の使命と感じ、「神に対する奉仕のために」一切を顧みないことを志したのである。(村井実『ソクラテスの思想と教育』1972 P63)  ソクラテスは、街に出ては人をつかまえ、「対話」し、「無知の知」を自覚させた上で「本質」を追求するべく議論をかさねたわけである。この方法は、相手が知識を生む手助けをすることから「助産術」と呼ばれる問答法だが、名前からもわかるように、当然相手は「陣痛」という苦痛を伴うことになる。ソクラテスが、自身を「アブ」にたとえたことも、相手に痛みを与えるということから来ているのだろう。
  • レポート 哲学 アリストテレス ソクラテス 探求法
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  • アリストテレス「目的論」について
  • アリストテレスやプラトンは、人間の行為は目的の追求であるとした。目指すは究極の目的、すなわち最高善である。以下、アリストテレスの言う「目的論」、「徳」に対して、私見を述べたいと思う。 アリストテレスは、行為には目的があり、その目的にもまたさらなる目的があるとした。そしてその目的手段の連鎖の果てが最高善だと考えた。しかし、全ての行為がその連鎖を持つとは限らないではないか、という意見もある。目的の連鎖は終わらなければならないとアリストテレスは言うが、そもそも連鎖自体が必ずしも存在しないのではないか、と。例えば「食べる」という行為。この行為の目的は「空腹を満たす」である。ではなぜ「空腹を満たす」のか。空腹が続けばやがて餓死してしまう。すなわち「生きる」ためだ。ではなぜ「生きる」のか。この問題は、そもそも行為論における最初の問題であり、私たちは振り出しに戻ってしまうことになる。つまり、「食べる」という行為においては目的を連鎖させることができない、と言えないだろうか。このように、「さらなる目的を待たない目的」しか持たない行為は多く存在すると思う。
  • レポート 哲学 倫理学 アリストテレス 目的論 行為論
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