胃癌の自然史

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    資料紹介

    ○胃癌の自然史を知る目的
      臨床的視点から胃癌の自然史を知る目的として
    〔1〕 微小な早期癌の発見効率を高める
    〔2〕 発育速度の速い、悪性度の高い癌の特徴を知る
    〔3〕 胃癌の発育速度から、検診の検査間隔を設定する
    〔4〕 胃癌のうち穏やかな発育をするものを内視鏡的粘膜切除術の適応に設定する
     などが考えられる。

    ○ 早期胃癌の経過観察
     内視鏡生検で早期がんと診断され、6ヶ月以上追跡された71例を対象とした観察で、56例が長期間追跡された。経過中、20例は早期胃癌のままであったが、36例は進行癌へと進展した。早期癌から進行癌への進展に要する時間は44ヶ月であり、5年間の観察期間中進行癌へ移行する累積確立は63%と見積もられた。また、手術がされなかった38例の5年間の累積死亡率は37%と見積もられた。この結果、早期胃癌は放置されると死に至る疾患であるが、その発育経過にはばらつきがあり、比較的穏やかであると考えられた。

    (Tsukuma.H et al:Natural historyof early gastric cancer.  Gut 47:618-621 2000)

    ○胃癌の進展様式
     胃癌を肉眼像、進達度、組織型等の特徴で分類して観察した研究から、
    〔1〕胃癌の発育速度を左右する最大の要因はsmに浸潤するか否かである
    〔2〕組織異型度の低い隆起型腫瘍の中に、除じょに水平方向へ増大し異型度が明瞭な癌になる病変が存在する
    〔3〕未分化型癌は分化形癌に比べて垂直、水平方向への進展が早く、リンパ節転移を起こしやすい
    〔4〕隆起形は、潰瘍非合併陥凹型に比べて発育が遅くリンパ節転移を起こしにくい
    などといったことが提唱されている。
    長期間の観察で早期癌に留まっていたものは、すべてm癌であり粘膜筋板がbarrierの役割を果た
    すことが推測されている。

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    胃癌の自然史          
    ○胃癌の自然史を知る目的
      臨床的視点から胃癌の自然史を知る目的として
    微小な早期癌の発見効率を高める
    発育速度の速い、悪性度の高い癌の特徴を知る
    胃癌の発育速度から、検診の検査間隔を設定する
    胃癌のうち穏やかな発育をするものを内視鏡的粘膜切除術の適応に設定する
     などが考えられる。
    早期胃癌の経過観察
     内視鏡生検で早期がんと診断され、6ヶ月以上追跡された71例を対象とした観察で、56例が長期間追跡された。経過中、20例は早期胃癌のままであったが、36例は進行癌へと進展した。早期癌から進行癌への進展に要する時間は44ヶ月であり、5年間の観察期間中進行癌へ移行する累積確立は63%と見積もられた。また、手術がされなかった38例の5年間の累積死亡率は37%と見積もられた。この結果、早期胃癌は放置されると死に至る疾患であるが、その発育経過にはばらつきがあり、比較的穏やかであると考えられた。
    (Tsukuma.H et al:Natural historyof early gastric cancer. Gut 47:618-621 2000)
    ○胃癌の進展..

    コメント1件

    tiratora2000 購入
    胃がんの進展様式についてしりたかったが、これだけでは物足りないのではないだろうか??
    2006/04/24 23:40 (10年7ヶ月前)

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