数学教育における直観と論理に関する基礎的研究

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    資料紹介

     数学教育の目標として、「筋道を立てて考える能力」すなわち、論理的な思考力の育成がある。これは特に、図形の証明や数学的帰納法などの論証指導に色濃く表れる。その厳密な論理構成が数学の醍醐味であろう、しかし一方で中学二年生を対象にしたある調査によると、数学が好きという生徒が42%いるにもかかわらず、証明が好きと答えた生徒はわずか19%にすぎないと報告されている。さらに注目すべき点は、証明を学習することによって、かえって数学が嫌いになったとか、分からなくなったという生徒が増えているという事実である。
     かくして私も、証明を苦手に感じる生徒の一人であった。だが本当は、数学を考えることは、勘や創造力をこそ必要とするかもしれず、それによって立てた見通しを論理的表現にしていくものであるだろう。これが、直観と論理に関する研究の動機である。
     平成元年改訂の学習指導要領に、久しぶりに直感的な見方や考え方の目標が、情報化時代に要請されるものとして入った。しかし、それを育成する授業内容はまだあまり解明されていない。また直観という言葉も、あまりに抽象的なままであるように思う。
     この研究では、直観と論理についての意義や役割等を捉え、直感力と論理的な思考力を反映した、新しい授業内容について考察していくこととする。

    コメント1件

    04gs105 購入
    枚数を少なくして文字を小さくするなどしてほしかったです。
    2006/01/27 20:21 (10年10ヶ月前)

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