家族福祉における要介護の社会化と介護保険制度について

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    資料紹介

    (1) 家族と介護老人の問題の現状
    在宅における要介護の高齢者と家族介護の実態を見ると、在宅における65歳以上の要介護者は100万3000人で、そのうち寝たきり者数は31万6000人となっている。介護が必要となった主な原因をみると、「脳血管疾患(脳卒中など)」が30,3%と最も多く、次いで、「高齢による虚弱」が14,9%、「痴呆」が12,2%となっている。また要介護期間をみると、「1年以上3年未満」は26,1%、「3年以上」が53,7%となっている。
    その要介護者に対する家族介護はどのような状況かというと、寝たきり者の主な介護者を、同・別居別にみると、「同居」の者が86,1%、「別居」の者が13,9%である。「同居」の介護者の寝たきり者との関係は、「配偶者」が28,5%、「子」が22,5%、「子の配偶者」が32,5%である。性別でみると「男」が14,8%で「女」が85,2%となり、介護者の8割以上を女性が占めている。高齢者の家族介護の問題は、女性の問題でもある。

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    家族福祉における要介護の社会化と介護保険制度について論じなさい。
    家族と介護老人の問題の現状
    在宅における要介護の高齢者と家族介護の実態を見ると、在宅における65歳以上の要介護者は100万3000人で、そのうち寝たきり者数は31万6000人となっている。介護が必要となった主な原因をみると、「脳血管疾患(脳卒中など)」が30,3%と最も多く、次いで、「高齢による虚弱」が14,9%、「痴呆」が12,2%となっている。また要介護期間をみると、「1年以上3年未満」は26,1%、「3年以上」が53,7%となっている。
    その要介護者に対する家族介護はどのような状況かというと、寝たきり者の主な介護者を、同・別居別にみると、「同居」の者が86,1%、「別居」の者が13,9%である。「同居」の介護者の寝たきり者との関係は、「配偶者」が28,5%、「子」が22,5%、「子の配偶者」が32,5%である。性別でみると「男」が14,8%で「女」が85,2%となり、介護者の8割以上を女性が占めている。高齢者の家族介護の問題は、女性の問題でもある。
    主な介護者の年齢をみると、約54,4%が60歳以上であり、高齢者が...

    コメント6件

    japan333 購入
    他の人のレポートを見る機会はあまりなかったので新鮮でした
    2005/12/07 21:39 (18年4ヶ月前)

    ikeda19 購入
    わかりやすくまとまっていたと思います
    2006/04/21 9:22 (17年11ヶ月前)

    wakabadai 購入
    参考になりました
    2006/09/28 3:43 (17年6ヶ月前)

    mamegohan3 購入
    よくまとまっていたと思います
    2006/10/21 9:05 (17年5ヶ月前)

    watamama 購入
    参考にさせていただきます。
    2007/05/13 8:15 (16年10ヶ月前)

    obake 購入
    参考
    2007/10/01 18:14 (16年6ヶ月前)

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