気管支喘息の症状及び治療法についてと、学校生活で留意すべき点について

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    資料紹介

    東京福祉大学通信教育課程「病弱者の心理・生理・病理」のレポート参考に。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「アレルギー疾患の一つである気管支喘息の症状及び治療法について解説し、学校生活で留意すべき点についてまとめなさい。」
     気管支喘息は、空気の通り道である気道が家の中のほこり(ハウスダスト)やダニ、犬や猫の毛などの原因物質(抗原)によりアレルギー性の慢性炎症を呈する疾患である。気道が過敏になることで、気道粘膜のむくみや狭窄が起こり、分泌物の増加などにより気道の閉塞が引き起こされ、その結果、反復する喘鳴、せき、呼吸困難の症状があらわれる。家族にアレルギー疾患があり、さらに血清中のIgE(免疫グロブリンの一種)が高値である場合が多く(これを、アトピー素因があるという)、気道内で各種アレルギー原因物質に対してアレルギー反応が生じて起こる。
    初発は0~2歳で、その80%は6、7歳までに発症するが、その60~70%は思春期前に改善、治癒する。しかし、一部は成人喘息へと移行する。
    最近では、医療技術の向上で、死亡することは少なくなったものの、療養が長期化し、心身面での負担が増してきている。一般の子どもたちの中で、気管支喘息の子どもは全体の約5%いる。
    発作は大部分が夜間に起きると言われている。ある...

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