日本の文化を親しむ ーーお中元ーー

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    序論
     日本は、従来、中国と深く文化的に関わるものである。いろいろ中国から来た文化を、独特の方式で解読し、日本式の見解を注ぎいれ、新しいものを生み出したのである。そのうち、今の時期のひとつの習俗として、お中元があげられよう。
     本文では、そのお中元の由来を述べ、そして、お中元の現状を説明し、また、お中元状についても、簡単に解説し、まとめに、その習俗の裏にある日本の文化的な伝承を考察する。文章の最後に日本の文化における課題をしめすことにする。
                     本論
     日本では、一年の初めが元、七月十五日すなわち一年の真ん中がお中元と呼ばれる。ちなみに、お歳暮というのもあって、だいだい一年の初めの時期であるが、お中元もお歳暮も、もともと中国から来た発想だそうだ。
     日本には、年に一回、この時期に自分の世話になった両親や仲間あるいは先生や日ごろ世話になっている人に贈り物をし、相手の魂を祝福する習慣である。 物品で相手を豊かにしてやろうというのではないので、のりや水引きをつけて贈る。たとえ扇一本であっても、それに託されたのは魂であるから、こころがこもっているのである。
     江戸時代に、武士たちは組合を作っていた。そして、組頭に贈物をする。いわば、血縁による贈るように、準血縁だということで贈ったのである。
     明治に入って、官員がのさばる時代になると、官員に対してたえず、高価なものを贈る悪習が生まれた。相手を祝福するはずのものが、利害をもとにした取引的色彩をおびてきてしまった。これがさらに、商人の世界にも入って、昔は盆暮れに手ぬぐい一本、扇一本を持っていたのだが、金銭的価値の高いものへと変化しってきた。日本人が本来持っていた暖かい贈答の思想がわずか百年ですっかりかわってしまったのである。

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           日本の文化を親しむ ーーお中元ーー
                                       序論
     日本は、従来、中国と深く文化的に関わるものである。いろいろ中国から来た文化を、独特の方式で解読し、日本式の見解を注ぎいれ、新しいものを生み出したのである。そのうち、今の時期のひとつの習俗として、お中元があげられよう。
     本文では、そのお中元の由来を述べ、そして、お中元の現状を説明し、また、お中元状についても、簡単に解説し、まとめに、その習俗の裏にある日本の文化的な伝承を考察する。文章の最後に日本の文化における課題をしめすことにする。
                     本論
     日本では、一年の初めが元、七月十五日すなわち一年の真ん中がお中元と呼ばれる。ちなみに、お歳暮というのもあって、だいだい一年の初めの時期であるが、お中元もお歳暮も、もともと中国から来た発想だそうだ。
     日本には、年に一回、この時期に自分の世話になった両親や仲間あるいは先生や日ごろ世話になっている人に贈り物をし、相手の魂を祝福する習慣である。 物品で相手を豊かにしてやろうというのではないので、..

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