喫煙による生活環境への悪影響について

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    資料紹介

    1.喫煙者(本人)の健康への悪影響
    当然だが、タバコを吸うと様々な病気になりやすい。有名なものをあげると「喉頭ガン、肺ガン、食道ガン、胃ガンをはじめすべての悪性腫瘍。動脈硬化症、慢性動脈閉塞症、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などの血管閉塞。肺気腫、喘息、慢性気管支炎などの慢性肺疾患。高血圧症、糖尿病などの全身疾患、歯周病(※1)」などがある。主に発生しやすいガンでの死亡率を非喫煙者と比べてみると、
    「男性の場合、胃ガン・肝臓ガンでは1.5倍、すい臓ガン・膀胱ガンでは1.6倍、食道ガンでは2.2倍、肺ガンでは4.5倍、喉頭がんに至っては32.5倍も死亡率が高くなっている。
    「次にタバコに含まれる主な有害物質とそれぞれの健康への影響を分析してみる。
    タール
    健康な細胞をガン細胞に変化させ増殖させる(発ガン・ガン促進作用)。
    一酸化炭素
    ヘモグロビン強く結合し、血液がはこぶ酸素の量を減少させる。(心臓に負担)
    血管壁を傷つける。(動脈硬化)
    ニコチン
    末梢血管を収縮させ、血圧を上昇させる。(動脈硬化)
    依存性がある。(喫煙の習慣化)
    シアン化物
    組織呼吸を妨げたり、気道の繊毛を破壊したりする。(慢性気管支炎・肺気腫)
    代表的なものを挙げたが、以上のようなものがある。
    2.非喫煙者の健康への悪影響・妊娠中の健康について
    有害物質は、喫煙者が吸う煙(主流煙)だけではなく、タバコの点火部から出ている煙(副流煙)にも多く含まれている。そのため、非喫煙者であっても喫煙者の近くにいるだけでいやおうなしに有害物質を多く含んだ両方の煙を吸わされることになる。これを受動喫煙という。なお、副流煙の有害物質含有量は主流煙より多く、主流煙に対し「ニコチンは2.8倍、タールは3.4倍、窒素酸化物は3.6倍、一酸化炭素は4.7倍、アンモニアに至ってはなんと46.3倍もの有害物質が含まれている。

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    喫煙による生活環境への悪影響について
    都会の街中を歩いていて、何か感じることはないだろうか。地域によって違うだろうが、歩道のどこかには必ずタバコの吸殻が落ちている。果たしてあなたは外国の友人に「これが私の街だ」と胸を張って紹介することが出来るだろうか。
    私は軽音楽部に所属していたためか、友人も先輩も、高校の後輩までも喫煙者が大勢いる。その人たちに話を聞いてみると、「やめる気になれない」「ストレス解消の必需品」「先輩が吸っているから」「なんとなく吸っている」などという。これは一体如何なものだろうか。
    もはや現代人の生活の一部になっている「タバコ」。現在では様々な場所で様々な議論が飛び交っている。喫煙マナーを守ればいいのか。人に迷惑をかけなければいいのか。タバコは本当に税金収集の役に立っているのか。そもそもタバコの「本質的悪」とは何なのか。以下の項目に分けて検証してみたいと思う。
    目次
    喫煙者(本人)の健康への悪影響
    非喫煙者の健康への悪影響
    妊娠中の喫煙について
    未成年者の喫煙について
    経済的損失
    環境への悪影響
    総論・考察
    参考文献
    1.喫煙者(本人)の健康への悪影響
    当然だが、タバコ...

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