退職給付債務について

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    退職給付債務とは確定給付型の退職給付制度において、一定額の退職給付の支払いは企業の将来の義務であり、当期末までの従業員の勤労に対応する退職給付部分が現在の支払い義務(債務)とみなされる。また退職給付に係る会計基準において次のように定義されている。退職給付債務とは、一定の期間にわたり労働を提供したこと等の事由に基づいて、退職以後に従業員に支給される給付のうち認識時点までに発生していると認められるものをいい、割引計算により測定される。

    ★退職給付債務概念
    受給権の確定と将来の昇給という2つの要素を考慮するかどうかによって、退職給付債務概念には3つの異なる概念が存在する。
    ・確定給付債務(Vested Benefit Obligation:VBO)=受給権を取得している従業員の給付額
    ・累積給付債務(Accumulated Benefit Obligation:ABO)=受給権の確定した従業員のみでなく、受給権は未確定であるが当期末までの労働の対価として、すでに発生している退職給付金額
    ・予測給付債務(Projected Benefit Obligation:PBO)=累積給付債務と将来の昇給部分を加味した退職給付金額である
    現在では、退職給付債務概念として、米国基準も国際会計基準もPBOを採用している。日本の新基準においてもPBO概念を採用しえいると解釈される。

    ★退職給付債務の計算方法
    退職給付債務の計算方法はPBOの債務概念に基づき計算され、2つの方式がある。

    ○予測給付評価方式
    将来の退職時点での退職給付額を予測し、総給付額の割引現在価値を将来にわたって均等に配分した額を掛金とし、適格年金制度や厚生年金基金制度の財産計算で一般的に用いられている。具体的に加入年齢方式や開放基金方式などがある。発生給付評価方式しくらべ、毎期の費用計上額が一定であるので、計算が簡単である。また毎期の利益に与える影響も一定である。

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    第三章 退職給付債務
    退職給付債務とは確定給付型の退職給付制度において、一定額の退職給付の支払いは企業の将来の義務であり、当期末までの従業員の勤労に対応する退職給付部分が現在の支払い義務(債務)とみなされる。また退職給付に係る会計基準において次のように定義されている。退職給付債務とは、一定の期間にわたり労働を提供したこと等の事由に基づいて、退職以後に従業員に支給される給付のうち認識時点までに発生していると認められるものをいい、割引計算により測定される。
    ★退職給付債務概念
    受給権の確定と将来の昇給という2つの要素を考慮するかどうかによって、退職給付債務概念には3つの異なる概念が存在する。
    ・確定給付債務(Vested Benefit Obligation:VBO)=受給権を取得している従業員の給付額
    ・累積給付債務(Accumulated Benefit Obligation:ABO)=受給権の確定した従業員のみでなく、受給権は未確定であるが当期末までの労働の対価として、すでに発生している退職給付金額
    予測給付債務(Projected Benefit Obligation:PBO)=累..

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