太平洋戦争 エレクトロニクス戦

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    資料紹介

     マリアナ沖のエレクトロニクス戦で日本が大敗した事はよく知られている。ではこのエレクトロニクス戦の勝敗を決定したものは何だったのだろうか。当時の日本は確かに科学技術的に見てアメリカより劣っていたかもしれない。しかし、ゼロ戦の存在などを考えると、原因はそれだけではないように思える。単純に言うと、戦うということをどう考えていたか、という点において、両国には違いが存在していたのではないか。
     パールハーバーの戦い以来の航空攻撃戦において、まずアメリカは守りの研究を進め、F6FヘルキャットやVT信管付きの対空砲火をつくりだした。これは己を省みる姿勢から、客観的にデータを集め、反省、改善した結果である。戦争に実際にかかる費用を考え、無駄な出費を抑える、これは現代においてはもっとも自然な考え方である。防御は時に、最大の攻撃となる、ということだ。アメリカにとって、戦争はひとつの生産的活動として捉えられていたように私には思える。
    一方の日本はどうであっただろうか。ゼロ戦は当時において優れた機能を有していた。日本もまったくエレクトロニクスを無視していたというわけではないだろう。ではなぜ歴史上に残るほどの大敗となってしまったのだろうか。そこには、生産的に己を省みて何かを改善しようという姿勢は見られない。優れた人材を持ちながら、その人的資材を生かすことができなかったというのも、その時点で、できる限りの成果を挙げようという考え方をしなかったからではないだろうか。<いま、ここ>をきちんと見つめ、何をすべきか、何を一番に考えるべきかを意識しなかったことが、盲目的で消耗の多い戦い方を生み出してしまったのだと私は考える。

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    太平洋戦争~エレクトロニクスが戦を制す~
     マリアナ沖のエレクトロニクス戦で日本が大敗した事はよく知られている。ではこのエレクトロニクス戦の勝敗を決定したものは何だったのだろうか。当時の日本は確かに科学技術的に見てアメリカより劣っていたかもしれない。しかし、ゼロ戦の存在などを考えると、原因はそれだけではないように思える。単純に言うと、戦うということをどう考えていたか、という点において、両国には違いが存在していたのではないか。
     パールハーバーの戦い以来の航空攻撃戦において、まずアメリカは守りの研究を進め、F6FヘルキャットやVT信管付きの対空砲火をつくりだした。これは己を省みる姿勢から、客観的..

    コメント1件

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    2006/05/15 15:31 (10年7ヶ月前)

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