ベルリンフィルと子どもたちを観て

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    『ベルリンフィルと子どもたち』という映画が昨年末から日本で公開されている。この映画は、2002年に名門ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼首席指揮者に就任したサイモン・ラトルが、初めて取り組んだ大プロジェクトのドキュメンタリーとして作られている。それはオーケストラが演奏するストラヴィンスキーのバレエ曲「春の祭典」に合わせて、それまでダンス経験のない250名の子どもたちが舞台に挑むというベルリンフィルの教育プログラムだった。東西ドイツの合併で貧富の格差が拡大し、しかも世界各地から移民や難民が流れ込んでくる大都会ベルリン。そこで言葉も文化も異なる世界25の国からやってきた子どもたちは6週間のダンスレッスンを受け、世界最高のオーケストラと共演するのだ。・・・どの子どもたちも、最初は乗り気ではなかった。少し挑戦してみたくても、多少の強制がなければ(たとえばロイストンの厳しい指導のように)、真剣になることを蔑んでいるかのような周りの視線や雰囲気が怖くて、ふざけて適当にこなしてしまっていた。その中でロイストンや指揮者であったラトルのやり方、子供たちから自主性ややる気や真剣さを引き出していったこの教育プログラムの過程は現在の学校教育の現場においても見習うべきものである。また、この芸術を通した教育プログラムというものが力を持っていることは確かである。

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    「教育とはどのようなことか」
    ~映画《ベルリンフィルと子どもたち》を観て~
       
    『ベルリンフィルと子どもたち』という映画が昨年末から日本で公開されている。この映画は、2002年に名門ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼首席指揮者に就任したサイモン・ラトルが、初めて取り組んだ大プロジェクトのドキュメンタリーとして作られている。
    それはオーケストラが演奏するストラヴィンスキーのバレエ曲「春の祭典」に合わせて、それまでダンス経験のない250名の子どもたちが舞台に挑むというベルリンフィルの教育プログラムだった。東西ドイツの合併で貧富の格差が拡大し、しかも世界各地から移民や難民が流れ込んでくる大都会ベルリン。そこで言葉も文化も異なる世界25の国からやってきた子どもたちは6週間のダンスレッスンを受け、世界最高のオーケストラと共演するのだ。
     映画はこのプロジェクトの準備段階からスタートし、指揮者ラトルや振付師ロイストン・マルドゥームを始めとする関係者、自分たちの意思とは無関係にダンサーとしてこのプロジェクトに駆り出された子どもたちのインタビューを交えながら進行していく。そこで..

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