テレビ映像の信憑性

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    =湾岸戦争のテレビ報道による錯覚=
    湾岸戦争の際、イラクから飛来するスカッド・ミサイルを迎撃するために、パトリオット・ミサイルが飛んでいき、闇の空で爆発するという映像が世界中に放送された。だが、戦後しばらくしてイスラエルの国防大臣の暴露発言によって、闇の空の閃光はスカッド・ミサイルを素通りしたパトリオット・ミサイルが自爆したものであるということが明らかになった。もともとパトリオット・ミサイルは、飛来する航空機の近くまで飛んで自爆し、その爆風で敵機を吹き飛ばすように設計されているものだった。スカッド・ミサイルによるイラクの攻撃が、予想された程の被害を及ぼさずに終わったのは、飛来中における空中分解などのスカッド・ミサイル自身の劣悪な性能によるところが多かったのである。
    だが、テレビ報道でこのパトリオット・ミサイルの迎撃映像をみた世界中の視聴者の多くが、イラクからのスカッド・ミサイルを百発百中で撃破しているかのように錯覚し、パトリオット・ミサイルの実力であると信じ込んでしまったのである。
    また湾岸戦争中には「油まみれの水鳥の映像」が放送された。この映像についてアメリカ国防総省は、イラクがペルシャ湾沖にあるシー・アイランドを爆破したために、そこからペルシャ湾に原油が流出したものであると記者会見で発表した。この発表の後、世界的な映像配信会社であるWTNが「油まみれの水鳥の映像」を世界の放送局に配信した。この時点では、「イラクの攻撃によって流出した原油のため、水鳥の被害がでた」とリポートされた。しかし、本当にイラクの攻撃によって、あの様な水鳥の惨状になってなったのかは、確認を取らないまま放送していたのである。

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    テレビ映像の信憑性
    今回は、自分の生活の中で一番身近に情報を得ている「テレビ」という映像メディアを取り上げて考えて行きたいと思う。
    =湾岸戦争のテレビ報道による錯覚=
    湾岸戦争の際、イラクから飛来するスカッド・ミサイルを迎撃するために、パトリオット・ミサイルが飛んでいき、闇の空で爆発するという映像が世界中に放送された。だが、戦後しばらくしてイスラエルの国防大臣の暴露発言によって、闇の空の閃光はスカッド・ミサイルを素通りしたパトリオット・ミサイルが自爆したものであるということが明らかになった。もともとパトリオット・ミサイルは、飛来する航空機の近くまで飛んで自爆し、その爆風で敵機を吹き飛ばすように設計されているものだった。スカッド・ミサイルによるイラクの攻撃が、予想された程の被害を及ぼさずに終わったのは、飛来中における空中分解などのスカッド・ミサイル自身の劣悪な性能によるところが多かったのである。
    だが、テレビ報道でこのパトリオット・ミサイルの迎撃映像をみた世界中の視聴者の多くが、イラクからのスカッド・ミサイルを百発百中で撃破しているかのように錯覚し、パトリオット・ミサイルの実力であると信..

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