室町文化論(能と狂言)

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     能と狂言はいずれも室町時代に大成されたものであり、総称して「能楽」と呼ぶ。
     能は笑いを含まない重厚な歌舞劇で、狂言は笑いを中心とした軽妙な対話劇であり、一見対照的に感じられる。しかしいずれも平安時代から続く「猿楽」から発展したものであり、同じ舞台で対に演じ、互いの演劇を一層引き立てている。
     この能及び狂言はどのように成立され、展開していったのだろうか。
     平安時代の「猿楽」は、物まねや曲芸・寸劇など多様な滑稽を本質とした雑芸を示すものだった。この事より、狂言が「猿楽」の滑稽的な本質を受け継いでいるものだという事は十分理解できるが、何故能も「猿楽」を源流とすると伝えられているのだろうか。実際、能と狂言が鎌倉後期頃より成立した後も、江戸時代まで能は狂言と同様に「猿楽」と呼ばれている。理由を探ってみたい。
    広辞苑によると「猿楽」は、
     平安時代の芸能。滑稽な物まねや言葉
     芸が中心で、相撲御覧の時や内侍所御
     神楽の夜などに演じた。
    とあるが、
     広義には呪師・田楽などをも含む。
    とも記されている。
     つまり神楽や田楽などの音楽的な芸風が能に通じており、「猿楽」が源流とされると言われる..

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