記紀歌謡の特色について

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     古代歌謡とは、古代村落共同体の中で神事や祭式の場で歌われたものの名称である。主に『古事記』『日本書紀』『風土記』、又『琴歌譜』『続日本紀』『古語拾遺』などに収められている歌謡を指すが、中でも『古事記』『日本書紀』に収められた歌謡は記紀歌謡と呼ばれており、約240首もの歌謡が謡われている。重複したものを除いても約190首となり、古代歌謡の中でも最も多い。この記紀歌謡とはどんなものか、述べてみたい。
     先述したようにこの記紀歌謡は、古代日本が律令国家を目指した頃に編纂された『古事記』『日本書紀』の歴史書に収められた歌である。これらの書には、日本は天皇の権力の元に統一されている国であるという事を表す為、国の歴史を辿りながら歴代天皇の系譜も示されている。『古事記』は国内向け『日本書紀』は国外向けに編纂された為、表記法や記述の内容に関しては異なる部分も見られる。しかしいずれにしても、歌を詠んだ作者の多くは国を動かすような神、またはその子孫と考えられた天皇などで、歌わなければその人物は伝説にならないといっても過言ではない。記紀において、歌は散文のような文章では表現できない情調を物語に導入させる為..

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