『オイディプス王』における親子関係について

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     イオカステとオイディプスは妻と夫でありながら、実は母と息子という関係であった。 
     スフィンクスから国を救い、王となったオイディプスであったが、その後町に蔓延した疫病を鎮める術を神託に伺う。その結果、先王ライオスの殺害者が国の穢れとなっていると知り、正義感からそれが誰なのか事実を追求するのだが、これが自分自身を追い詰めることになってゆく。
     威厳ある国王の夫のオイディプスとその若い王である夫を支える高貴な年上の妻イオカステの関係は、事実が少しずつ明るみになるにつれ変化していく。
     アポロンの神託では、先王ライオスは自らの子によって殺され、その息子が父に代わって王となると告げられていた。オイディプスは自分自身、コリントス王ポリュボスと王妃メロペの実の子供であると信じていた為、テバイの予言者テイレシアスに自分がこの犯人者扱いされると、この疑惑を晴らそうと更に真実を追求しようとする。
     最初こそ、弟のクレオンと言い合う若い王オイディプスをイオカステは、
    どうせこの世の人間には、予言の術を
    なしうる者など、誰ひとりいないので
    ございますから。(709)
    といって優しくなだめ、アポロンの神託は..

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