正月の伝統行事

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     正月は一年でも、伝統行事の多い月である。正月の伝統行事を説明しながら、何故正月に伝統行事が多いのか、その理由について述べてみたい。
     主な伝統行事を元日より追って述べると、まず現在も皇居で毎年行われている四方拝が挙げられる。これは当日天皇が、午前五時半に束帯を着し神嘉殿の南側に出御し、皇大神宮・豊受大神宮・天神地祇・天地四方・山稜を拝し、安泰を祈る儀式である。唐より伝来した陰陽思想の影響を受けたもので、平安の嵯峨天皇時代の成立より常に行われていた宮廷行事である。
     次に七日には七草粥があり、春の七草を入れて炊いた粥を食べ健康を祈願する。この日に七草の羹を食べて年中の邪気を避けるという、中国より伝来した七草羹という儀式が、室町時代以降に現在の七草粥となったものである。平安時代には現在の七草ではないが子日に若菜つみ、または若菜羹をいただく行事などが行われていた。これ自体は日本古来、民間で行われていた行事であったものが宮中行事として用いられたものであると言われている。
     十五日に行われる左義長は、日本各地で現在も見られる火祭りである。十四日または十五日に、長い竹を三・四本組んで立て、正月に飾った門松やや注連飾り、書初めで書いた物を焼く。その日で焼いた餅を食べるとその年の病が除かれるという言い伝えや、書初めを焼いた時に炎が高く燃えると字が上達すると言われている。唐では陶土と呼ばれ、これが日本に伝来してから、どんとと変化していったものと思われる。
     正月の伝統行事として四方拝、七草粥、左義長などよく知られるものを挙げてみたが、これ以外でも平安時代に華麗に行われていた行事を現在でも行っている神社などもある。例を挙げると、七日の白馬節会を神事化した上賀茂神社の白馬奏覧神事や、熱田神宮で行われる十一日の踏歌神事などである。

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    正月は一年でも、伝統行事の多い月である。正月の伝統行事を説明しながら、何故正月に伝統行事が多いのか、その理由について述べてみたい。
    主な伝統行事を元日より追って述べると、まず現在も皇居で毎年行われている四方拝が挙げられる。これは当日天皇が、午前五時半に束帯を着し神嘉殿の南側に出御し、皇大神宮・豊受大神宮・天神地祇・天地四方・山稜を拝し、安泰を祈る儀式である。唐より伝来した陰陽思想の影響を受けたもので、平安の嵯峨天皇時代の成立より常に行われていた宮廷行事である。
    次に七日には七草粥があり、春の七草を入れて炊いた粥を食べ健康を祈願する。この日に七草の羹を食べて年中の邪気を避けるという、中国より伝来した七草羹という儀式が、室町時代以降に現在の七草粥となったものである。平安時代には現在の七草ではないが子日に若菜つみ、または若菜羹をいただく行事などが行われていた。これ自体は日本古来、民間で行われていた行事であったものが宮中行事として用いられたものであると言われている。
     十五日に行われる左義長は、日本各地で現在も見られる火祭りである。十四日または十五日に、長い竹を三・四本組んで立て、正月に飾った..

    コメント4件

    marienyan 購入
    good
    2006/07/13 3:27 (10年5ヶ月前)

    noanoa1032 購入
    代表的な正月の伝統行事の例をもう少し多く知りたかったが、
    正月の伝統行事が多い理由がわかり、とても参考になりました。
    2006/08/24 21:41 (10年3ヶ月前)

    ayako0922 購入
    参考になりました
    2006/12/26 22:23 (10年前)

    chiro23 購入
    good
    2007/01/10 12:39 (9年11ヶ月前)

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