森口 豁氏の講義について

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     沖縄についての自分のイメージというものは、以前は、南の陽気な人々が住んでいるところというものであった。実際に沖縄へ行ったことがないのでテレビや新聞といったメディアからしか情報を得ることが出来なかったし、そのようなものから得る情報というものは沖縄の人々の明るく笑顔が絶えないという印象であった。もちろん第二次世界大戦では日本で唯一の戦地となったということは知っているし、今でもアメリカ軍の基地が残っていることも知っているが、そのようなことを忘れさせるほどに彼らは明るい。この講義に出席して初めて彼らの奥底にある思いといったものを理解したように思う。
     まず驚かされたのが沖縄戦についてだった。沖縄の人々はもちろん日本人であるから単にアメリカ軍と戦っただけだと思っていたが、それは違っていた。日本軍との戦いもそこにはあったのだ。自分は日本軍による沖縄人に対する住民殺害や暴力行為があったものだとはこれっぽっちもしらなかったので驚きとショックを隠せなかった。殺害だけでも177人もの被害者がいるし、強姦は16人、食糧強奪や入壕拒否や集団自決の強要までもあったそうである。ここまでくると数の問題ではなく人間としての倫理観が問われてくるのではないかと思う。14歳未満の戦没者数は11000人を超えるし、学徒隊死亡率は男女ともに50%を超えている。この数字はいかに学生が戦争に従事させられ若い命が失われていったかということを表している。上記の数字は陸上自衛隊が調べたものであるから実際の被害者はもっと多いはずである。あの小さな島でどれほどの惨劇が繰り広げられていたのだろうか。敵のアメリカ軍だけでなく味方である日本軍をも敵に回したときの思いというものはどういったものであろうか。自分には到底考えもつかない。

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    森口 豁氏の講義について
     沖縄についての自分のイメージというものは、以前は、南の陽気な人々が住んでいるところというものであった。実際に沖縄へ行ったことがないのでテレビや新聞といったメディアからしか情報を得ることが出来なかったし、そのようなものから得る情報というものは沖縄の人々の明るく笑顔が絶えないという印象であった。もちろん第二次世界大戦では日本で唯一の戦地となったということは知っているし、今でもアメリカ軍の基地が残っていることも知っているが、そのようなことを忘れさせるほどに彼らは明るい。この講義に出席して初めて彼らの奥底にある思いといったものを理解したように思う。
     まず驚かされたのが沖縄戦についてだった。沖縄の人々はもちろん日本人であるから単にアメリカ軍と戦っただけだと思っていたが、それは違っていた。日本軍との戦いもそこにはあったのだ。自分は日本軍による沖縄人に対する住民殺害や暴力行為があったものだとはこれっぽっちもしらなかったので驚きとショックを隠せなかった。殺害だけでも177人もの被害者がいるし、強姦は16人、食糧強奪や入壕拒否や集団自決の強要までもあったそうである。ここまで..

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