国際政治秩序の循環性・周期性

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    現代人は、「歴史は進歩し続ける」という妄想を持ちたがる。しかし実際には「History repeats itself」であり、国際秩序は一定のサイクルの元に循環してきた面を持っている。具体的事例を挙げながら、それについて論じていこうと思う。
     歴史において、イデオロギーとナショナリズムは交互に現れている。1776年アメリカ独立宣言、1789年フランス革命から始まった時代は、イデオロギー中心の、二つの概念が対抗するものであった。フランス革命に代表されるリベラリズムというイデオロギーと、メッテルニヒの正統主義に代表される絶対君主制というイデオロギーである。リベラリズムは、ウィーン会議後、メッテルニヒに指導された保守反動の風潮が強まる中でも抑えがたく、1820年代、フランス7月革命を経て、1848年リベラリズムはついにウィーン体制に反発する諸民族の運動として爆発した。この1848年革命で示されたのは、のちにナショナリズムと呼ばれるようになる民族運動が、人々を政治的に動かす力であることである。ナショナリズムの思想は、ナポレオン時代にその萌芽を見ることが出来る。ナポレオンはブルジョワジーと農民を基礎にしたナショナリズムを固め,ヨーロッパ征服戦争によってナショナリズムを高揚させた。そして1848年、イデオロギーの対立の時代は終わりを迎え、ナショナリズムの時代に入っていく。

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    「国際政治秩序の循環性・周期性」
     現代人は、「歴史は進歩し続ける」という妄想を持ちたがる。しかし実際には「History repeats itself」であり、国際秩序は一定のサイクルの元に循環してきた面を持っている。具体的事例を挙げながら、それについて論じていこうと思う。
     歴史において、イデオロギーとナショナリズムは交互に現れている。1776年アメリカ独立宣言、1789年フランス革命から始まった時代は、イデオロギー中心の、二つの概念が対抗するものであった。フランス革命に代表されるリベラリズムというイデオロギーと、メッテルニヒの正統主義に代表される絶対君主制というイデオロギーである。リベラリズムは、ウィーン会議後、メッテルニヒに指導された保守反動の風潮が強まる中でも抑えがたく、1820年代、フランス7月革命を経て、1848年リベラリズムはついにウィーン体制に反発する諸民族の運動として爆発した。この1848年革命で示されたのは、のちにナショナリズムと呼ばれるようになる民族運動が、人々を政治的に動かす力であることである。ナショナリズムの思想は、ナポレオン時代にその萌芽を見ることが出来る..

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