ドイツの環境-自然保護のための政策

閲覧数2,696
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

     ドイツでは日々、環境保護・自然保護のためにさまざまな分野で政策等を打ち出している。具体的な政策として
    ゴミの分野では
    ・ ゴミの機械生物分解処理・デポジット制・包装材政令 など
    エネルギーの分野では
    ・ 再生可能エネルギー法・省エネ政令・バイオマス、バイオガス など
    交通では
    ・ カーシェアリング・レギオカルテ・ロードプライシング などがある。
     この他にも様々な政策があるが、特に私が興味を持ったものをいくつか例にあげてみる。まず、「ドイツ環境教育」。
    1980年の各州の文部大臣が集まる「文部大臣会議」で、環境意識の重要性が明確に打ち出され、環境教育が理科の各科目だけでなく社会、ドイツ語、宗教などさまざまな教科で実践することの必要性が指摘された。それ以来、各州(教育は州の管轄)が出す「指導計画」にはほとんどの教科で環境が登場する(「環境」という科目はない)。また、ドイツの環境教育の大きな特徴は、さまざまな環境教育団体、環境研究機関、環境団体が出版している環境教育の教材や教師のための手引書などが教科書と同じくらい重要な教材となっていること、500以上ある民間または半官半民の環境センター、自治体、企業、環境研究機関などとの協力も多く見られる点である。
    次に「リユース容器」。
     (リユースびん) 回収されたあと、洗浄されてそのまま再度ボトリングされ、市場に再び出るびん。ドイツではミネラルウォーター用のリユースガラスびんは30年以上の歴史を持つ。リユースガラスびんはビール、ジュース、ヨーグルト、ミルクなどに使われている。コーラの大きなリユースびんには硬いプラスチック製のびんもある。日本ではリターナブルびんと呼ばれることもあるが、リターン(返却)されても再び使われないで、壊されてリサイクルされる容器と区別するために、リユースびんと呼ぶ。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ドイツの環境保護政策と日本との比較
    ドイツでは日々、環境保護・自然保護のためにさまざまな分野で政策等を打ち出している。具体的な政策として
    ゴミの分野では
    ゴミの機械生物分解処理・デポジット制・包装材政令 など
    エネルギーの分野では
    再生可能エネルギー法・省エネ政令・バイオマス、バイオガス など
    交通では
    カーシェアリング・レギオカルテ・ロードプライシング などがある。
    この他にも様々な政策があるが、特に私が興味を持ったものをいくつか例にあげてみる。まず、「ドイツ環境教育」。
    1980年の各州の文部大臣が集まる「文部大臣会議」で、環境意識の重要性が明確に打ち出され、環境教育が理科の各科目だけでなく社会、ドイツ語、宗教などさまざまな教科で実践することの必要性が指摘された。それ以来、各州(教育は州の管轄)が出す「指導計画」にはほとんどの教科で環境が登場する(「環境」という科目はない)。また、ドイツの環境教育の大きな特徴は、さまざまな環境教育団体、環境研究機関、環境団体が出版している環境教育の教材や教師のための手引書などが教科書と同じくらい重要な教材となっていること、500以上ある民間または半...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。