縄文時代の社会構造を考える

会員540円 | 非会員648円
ダウンロード カートに入れる
ページ数5
閲覧数816
ダウンロード数7
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

    1.はじめに
    本稿ではまず縄文時代の東西日本の格差をとりあげたうえで、谷口氏の環状集落から見た生態史観の研究をみていき、最後にまとめにかえて遺跡分布と人口密度を研究する意義について個人的考えを述べていくことにする。

    2.縄文時代の東西格差

     縄文文化を通観すると、土器型式のあり方や配石遺構、大規模なモニュメントなどにおいて、東西日本の格差が大きいと認識される場合が多い。

     

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    遺跡分布と人口密度
    目次
    1.はじめに
    2.縄文時代の東西格差
    3.谷口氏の環状集落から見た社会構造の研究
    (1)環状集落数と集落遺跡分布の関係性
    (2)文節構造の発達過程
    (3)環状集落の生態史観
    4.遺跡分布と人口密度を研究する意義 ~まとめにかえて
    参考・引用文献一覧
    1.はじめに
     谷口康浩氏はこれまで環状集落の拠点的性格や機能を容認する立場から環状集落の存在意義や領域構造を論じている。その際、基本的な理解の根拠としてきたのは、一地域における全体的な集落の分布状態・密度である(谷口2005)。本稿ではまず縄文時代の東西日本の格差をとりあげたうえで、谷口氏の環状集落から見た生態史観の研究をみていき、最後にまとめにかえて遺跡分布と人口密度を研究する意義について個人的考えを述べていくことにする。
    2.縄文時代の東西格差
     縄文文化を通観すると、土器型式のあり方や配石遺構、大規模なモニュメントなどにおいて、東西日本の格差が大きいと認識される場合が多い。
     縄文時代の遺跡分布(図1)をみると、東日本に濃密で西日本に希薄であるということがわかる。これについて否定的な意見(西田1985 注1..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。