連関資料 :: 管理会計

資料:7件

  • 管理会計と経営管理の共通点
  •  管理会計と経営管理について述べる。ここでまず、原価計算の目的について全体の体系を述べておきたい。まず、管理会計と対になっているものとして財務諸表作成目的がありこれは企業外部者に報告することが最終的な目標であり、製品原価の適正な計算のため、実際原価計算がもちいられる。次に企業内部者に報告することを最終的な目標とするものに経営管理目的がある。それは大きく4つの目的に区分される。1つは価格計算目的であり見積原価計算を用いる。次に原価管理目的があり、これは標準原価計算を用いる。次に予算管理目的(利益管理目的)であり直接原価計算を用いる。そして最後に、経営意思決定目的である。これは一般的には差額原価収益分析を用いる。ではここで問題となる管理会計について述べていく。  管理会計とは企業内部のものに報告することを目的とする。ここで何を報告するかが問題となってくる。すなわち、原価計算が生み出す経済的情報は何のために使われるのかということである。原価計算の主要目的はそれぞれの時代の利害関係者、とりわけ、経営管理者の情報要求によって大きく変化していった。そもそも原価計算は産業革命時代に製品に実際どれだけのコストがかかったかを算定するための技法として誕生したものであるが、それが時代の要請によってその目的が変化してきたわけである。順にその流れを追ってみると?製品をいくらで売るか、今期はどれだけ儲かったか(価格決定、損益計算目的)?競争に勝つために原価をどの部分で、どのくらい下げるべきか(原価管理目的)?売れる製品はどれか。来年度の目標利益はいくらか。いくら売れば目標利益を獲得できるか。どこの部門が業績を上げたか。(利益管理目的)?自製と購入とどちらが有利か。臨時の注文をうけるべきか、断るべきか。
  • レポート 会計学 管理会計 原価計算 サイモン マーチ
  • 550 販売中 2005/12/11
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  • 管理会計と社員のモチベーション
  • ● はじめに  言うまでもなく、企業を動かすのは人である。企業経営・会計を行うにあたり、この「業務管理会計」なくして、人材を活かしている企業であるとは言いがたい。経営者にとって、仕事の効率をデータ化し、分析することは、人材マネジメントにもつながるからだ。  よって、課題に入る前に、経営者の立場に立って、いかに社員のモチベーションをアップさせているか考えてみた。 ● 経営者の視点 やる気を最大にする競争条件があるはずだ モチベーションを最大にする「確立2分の1の法則」  もしあなたがある作業をすることになって、「競争率10分の1の中で競争し、1番になった人には賞金を出します」、あるいは、「競争率5分の1の中で競争し、1番になった人には賞金を出します」と言われたら、どちらのほうがやる気が出るだろうか。  このような、競争条件とモチベーションとの関係を調べるために、ある女子大の心理学の授業で次のような実験を行った。まず、競争率が20分の1、3分の1、2分の1、4分の3、賞金が1000円、2000円を組み合わせて、8通りの競争条件をつくる。これに、約100人の学生をランダムに割り当て、20分間一斉にある作業を行わせた。  学生たちには、「今からあなたはこの中の20人と競争し、1番になったら賞金1000円(または2000円)がもらえます。その確率は20分の1です」という説明を、各条件ごとに行う。3人で競争する場合の確率は3分の1、2人で競争する場合は2分の1である。  作業内容は、マス目の中にできるだけ多くの×印を記入するという、誰にでもできる簡単なものである。そこで、成績の違いは、各条件下での学生のモチベーションの違いと見なすことができる。  下の図表はその結果である。一見して明らかなことが二つある。 [1]同じ競争率で見ると、賞金額2000円のほうが1000円よりもモチベーションが高い。
  • レポート 会計学 人事 管理会計 組織論 経営
  • 550 販売中 2005/12/25
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