論理の世界

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    資料紹介

    ?.参考文献2冊を読んで考えたこと
     世の中に氾濫するデータの数々。それらはアンケート集計結果や様々な指標、IQや性格診断テストなどに姿かたちを変え、社会の実態や個人の性質などの有益な情報をもたらすが、時に社会を混乱させるものでもある。そういった正しい情報と誤った情報が生まれてしまうのは、情報の提供側、情報を受け取る側双方に問題がある。前者は、意図的に誤った情報を流したり、故意ではなくても誤った調査・判定方法により、誤った情報を流してしまったりしている。それは、自分の主張や意見が正しいということを示したい、そして世論を誘導したいなどの私欲が含まれていて、場合に寄ってはかなり悪質にもなりうる。
     後者は、そういった情報を受け取ったときに、何の疑いもなく受け入れてしまったり、違和感はあってもそれを確かめるための情報や知識が乏しいがためにその情報を容認してしまったりする。 また、情報を提供する側も、あからさまにウソの情報を流したのではばれやすくなってしまうので、ばれにくくなるように様々な小技を効かせている。
     しかし、受け取る側の人間は、受け取った情報についてもっとしっかり考えれば、情報提供側の意図するような世論操作は行われなくなるのではないかと思われる。何も難しい数学の公式を使ったり、政治や文学の世界に精通していなければならなかったりするわけではない。例えば新聞や、テレビのニュースである譲歩を手に入れたら、その情報をさらっと目を通すだけ、聞き流すだけというのではなく、もっとしっかり周辺の記事まで読んでみるとか、テレビのアナウンサーの話を隅々まで聞いてみるだけで、かなり違ってくると思われる。もちろん様々な知識を身につけるのに越したことはないのだが。

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    Ⅰ.参考文献2冊を読んで考えたこと
     世の中に氾濫するデータの数々。それらはアンケート集計結果や様々な指標、IQや性格診断テストなどに姿かたちを変え、社会の実態や個人の性質などの有益な情報をもたらすが、時に社会を混乱させるものでもある。そういった正しい情報と誤った情報が生まれてしまうのは、情報の提供側、情報を受け取る側双方に問題がある。前者は、意図的に誤った情報を流したり、故意ではなくても誤った調査・判定方法により、誤った情報を流してしまったりしている。それは、自分の主張や意見が正しいということを示したい、そして世論を誘導したいなどの私欲が含まれていて、場合に寄ってはかなり悪質にもなりうる。
    後者は、そういった情報を受け取ったときに、何の疑いもなく受け入れてしまったり、違和感はあってもそれを確かめるための情報や知識が乏しいがためにその情報を容認してしまったりする。 また、情報を提供する側も、あからさまにウソの情報を流したのではばれやすくなってしまうので、ばれにくくなるように様々な小技を効かせている。
    しかし、受け取る側の人間は、受け取った情報についてもっとしっかり考えれば、情報提供側の...

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