新聞記事におけるSARS報道の分析

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     仮説では時間が経過すると報道量が増えるのではないかと予想したが、予想に反し、減少傾向にあった。しかし、5月30日に一度減少し、8件となった報道が、6月6日には倍近くの14件まで増加した。その要因としては、SARSの感染源である可能性が高いとされたハクビシンが国内で発見された騒動や、中国などでSARSの感染拡大がひとまず落ち着いたことなどが考えられる。
     分析結果によると、SARS報道の記事の中心場所として、一番多かったのは日本であった。
     日本の新聞であるから、日本中心の記事が多く掲載されることは当然の結果であるが、少し意外に思えた。テレビのニュースで伝えられるSARS関連の情報のほとんどが、日本以外の国の情報だったし、実際に日本ではSARSを発症したという報告はないはずだからである。しかし、分析を始めた5月23日は、日本を旅行で訪れた台湾人医師が、旅行後SARSを発症したというニュースの後だった。そして、6月6日は?でも述べたように、ハクビシン騒動があったこと、またその影響もあってなのか、SARSへの対処法などの記事のため、日本が中心となる記事が多くなっていた。
    日本を抜きにして分析結果を見てみると、圧倒的に中国の記事が多いことがわかる。SARSで最も多い感染者を出したのは中国であるから、納得のいく結果だといえるだろう。
     一方、SARSの感染が長期間報道され続けていたカナダの記事はひとつもなかった。テレビのニュースでは、たびたび目にしていたので、今回調査した中にカナダのデータがなかったことは意外な結果であった。
     上記のことから、SARSはアジアのある一帯、中国を中心とした地域で蔓延した感染症だったということがわかる。
     朝日新聞には、特に、「政治」面とされる紙面は少なく,「総合」面、「国際」面に政治に関連したことが書かれている場合もあることを視野に入れて考えることにする。

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      「新聞記事におけるSARS報道の内容分析」
                
    (1)研究テーマ
    5月23日から6月27日までの毎週金曜日の朝刊を調べ、SARS報道における新聞記事の特徴を見つけること。
    (2)研究方法
    ・記事分析
       分析対象期間 5月23日~6月27日の毎週金曜日
       分析対象 朝日新聞東京版 朝刊
    分析項目は授業内で指定の9つとする。
    (3)仮説
     仮説① SARS報道は時間が経過するにつれて報道量が増えるのではないか。
     仮説② SARS報道は感染者の多い中国が記事の中心となっているのではないか。
     仮説③ SARS報道は初期は社会面で、後期は政治面で多く扱われているのではないか。
     仮説④ SARS報道は特集記事、コーナー記事が多いのではないか。
     仮説⑤ SARS記事は表やグラフが多く使われるのではないか。
    (4)分析結果
     Ⅰ,仮説①をもとに次のようなグラフで示してみた。
    仮説では時間が経過すると報道量が増えるのではないかと予想したが、予想に反し、減少傾向にあった。しかし、5月30日に一度減少し、8件となった報道が、6月6日には倍近くの14件まで増加した。そ..

    コメント2件

    eejamp 購入
    とても役にたちました
    2006/01/26 13:33 (10年10ヶ月前)

    takayobi 購入
    分析手法が、わかりやすく丁寧でした。
    2007/01/09 23:12 (9年11ヶ月前)

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