児童福祉専門職の基本的要件

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    1. 子ども最優先の原則
    ? 準拠する理論が体系的であること
    ? 理論的基礎に立脚した特殊技能を、適切な教育または訓練によって修得していること、及びその技能は伝達可能なこと。
    ? 専門的権威を有すること、すなわちその権威についての社会内の承認があること。
    ? 職務に関する倫理網領があること。
    ? 専門的教養(学識・科学または高度の知識)があること。

    資料の原本内容

    児童福祉専門職の基本的要件
    子ども最優先の原則
    準拠する理論が体系的であること
    理論的基礎に立脚した特殊技能を、適切な教育または訓練によって修得していること、及びその技能は伝達可能なこと。
    専門的権威を有すること、すなわちその権威についての社会内の承認があること。
    職務に関する倫理網領があること。
    専門的教養(学識・科学または高度の知識)があること。
    基本的要件の分類
    ・基本的理念・能力に関する要件
    発展途上にある子どもの福祉的処遇に関わる成人としての職業倫理・法的問題は、基本的に成人に関わる場合とは異なる厳しいものであることを理解していると同時に、それらの倫理や法を遵守する態度があること。
    児童福祉の基本理念について理解するとともに、子どもの福祉に関わる現行の社会政策・制度・活動・運動についての科学的・体系的知識をもっていること。
    子どもを受動的な未熟な存在としてではなく、能動性と有能性を備えた存在として理解し、かかわりを持ち得ると同時に、一人ひとりの子どもの固有の生得的要因を育んでその可能性を開発しうる環境を整備し、一人ひとりの人間として自己実現のプロセスを保障する能力があること。
    児童福祉実践活動において処遇目標を明確に認識し、流動的なニーズに柔軟に対応できる能力があること。
    援助の対象となる子どもに対する個別的理解を深め、全体的状況とのバランスに留意しながらニーズの緊急度を判断して、可能な限り個別のニーズに応えていく姿勢と能力があること。
      ・基本的実践能力に関する要件
    単純な家事労働、育児活動に類するものを専門化しうる能力があること。
    子どもについて、何が問題であるかを正確に決定しうる能力があること。
    子どもの問題について、どの点に関与すべきかを的確に判断する能力があること。
    子どもの問題の処理を決定する場合に活用できる特別な知識・技術をもっていること。
    児童支援過程におけるキーパーソンとして、ケースマネージメントにあたる能力があること。
    ・臨床的実務能力に関する要件
    自分の得意とする専門援助(治療)技術をもっている。
    学齢に達している子どもに関して、必要な学習指導の力をもっている。
    子どものために、地域社会資源の活用を図ることができる。
    子どものためのサポートシステムをネットワーク化する能力があること。
    子どもの権利を守るための代弁者・擁護者として機能できる。

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