主要ミネラル

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    資料紹介

    1. はじめに
     ミネラルは動物体の骨格や歯の主要成分であるばかりでなく、筋肉、結締組織、皮膚、被毛、血球、臓器、その他の軟組織を構成するタンパク質や脂質の組成分となっている。
     乳牛にとって必須と考えられているミネラルは、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウム、硫黄、鉄、銅、コバルト、亜鉛、マンガン、モリブデン、フッ素、ヨウ素、およびセレンである。このうちカルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウム、硫黄はその必要量が比較的多いので主要ミネラルと呼んでおり、これに対し、鉄、銅、コバルト、亜鉛、マンガン、モリブデン、フッ素、ヨウ素およびセレンは、動物体内の含量および必要量が少ないので微量ミネラルと呼んでいる。
    2. カルシウム(Ca)
     消化管内容物を除いた牛体のうち、カルシウムは1.33%を占め、その98%が骨格と歯の中に存在し、単に骨、歯を形成しているばかりでなく、一部蓄積という意味も有している。
     血球はほとんどカルシウムを含有していないが、血漿中には8.5〜10.0mg/dlを含有し、その約半分はイオン化した透過性のカルシウムである。透過性カルシウムは、骨の栄養を担っているばかりでなく、血液の凝固作用、神経興奮性の平衡ならびに酸塩基平衡を保つ上に、大きな役割を演じている。
     胎児および哺育期の子牛は、骨の成長のためカルシウムを多量に必要とするので、妊娠牛および泌乳牛にカルシウムを十分補給しない場合は、自己の骨からカルシウムを溶出して、そのように充当するので、母体の骨や歯のカルシウム含量が減少し、これが長期にわたれば骨質が軟弱となり、骨軟症に陥る。
    ・カルシウム代謝障害
    ・乳熱
     乳熱とは分娩、泌乳開始と連動しておきてくる産褥性低カルシウム血症で、血漿中カルシウム水準が著しく低下するカルシウム代謝の障害によって発症する麻痺症で、一般に高能力の年齢の進んだものに起こりやすい。

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         主要ミネラル
    はじめに
       ミネラルは動物体の骨格や歯の主要成分であるばかりでなく、筋肉、結締組織、
      皮膚、被毛、血球、臓器、その他の軟組織を構成するタンパク質や脂質の組成分
      となっている。
       乳牛にとって必須と考えられているミネラルは、カルシウム、リン、カリウム、
      ナトリウム、塩素、マグネシウム、硫黄、鉄、銅、コバルト、亜鉛、マンガン、
      モリブデン、フッ素、ヨウ素、およびセレンである。このうちカルシウム、リン、
      カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウム、硫黄はその必要量が比較的多いの   で主要ミネラルと呼んでおり、これに対し、鉄、銅、コバルト、亜鉛、マンガン、
      モリブデン、フッ素、ヨウ素およびセレンは、動物体内の含量および必要量が少ないので微量ミネラルと呼んでいる。
    カルシウム(Ca)
        消化管内容物を除いた牛体のうち、カルシウムは1.33%を占め、その98%が骨格と歯の中に存在し、単に骨、歯を形成しているばかりでなく、一部蓄積という意味も有している。
        血球はほとんどカルシウムを含有していないが、血漿中には8.5~10.0mg/..

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