日本がモスクワオリンピック参加を断念した理由〜国際政治的力学の観点から〜

会員1,080円 | 非会員1,296円
ダウンロード カートに入れる
ページ数35
閲覧数1,038
ダウンロード数7
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

    序章
     日本は太平洋戦争に負けてアメリカの手下になったのだろうか。私はこの疑問を小学校で第2次世界大戦以降の歴史を習った頃から感じていた。なぜならば日本政府がアメリカ政府の意向に反した外交政策を打ち出すことは無いように思えたからだ。今日、日本とアメリカ合衆国は戦後のGHQ占領時代を経て緊密な関係を保ちつづけている。日本にとってアメリカは核を含めた防衛力を提供してくれる軍事大国であり多量の加工製品を買ってくれる貿易相手である。アメリカにとって日本は東アジアへの軍事・政治拠点であり大量の穀物製品を売る貿易相手でもある。なにより戦後の両国の人的交流を経て日本とアメリカは友人となった。毎年多くの日本人がハワイなど多くのアメリカ領土を訪れているしアメリカの大学に留学する日本人学生の数も増えている。一方で、日本に在住するアメリカ人の数も増えた。太平洋戦争という悲しい喧嘩を体験した日米は相互理解が深まり友好国になったのだ。
     だが仮にこの「緊密な関係」がアメリカ政府と日本政府の主人と奴隷といった「上下関係」から来ているのなら寂しいものだ。そこで私は日本政府がアメリカ政府の方針に従った外交事項の一つであるモスクワオリンピック不参加問題について研究してみることにした。1980年当時、日本の首相だった大平首相がアメリカ大統領ジミー・カーターのオリンピックボイコット運動に加担した。日本が盲目的にアメリカの指示に従ったとも見ることができるこの五輪ボイコットだが実際は各国の様々な思惑がからんでいて面白い。平和の祭典オリンピックを巡り世界の情勢はどのように変化していったのだろう。その中で日本はどのような政治的判断をしたのかを調べていくことが私の研究の大きな目標である。
     この研究には違った立場の国や組織が登場する。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本がモスクワオリンピック参加を断念した理由
    ~国際政治的力学の観点から考える~
    序章
     日本は太平洋戦争に負けてアメリカの手下になったのだろうか。私はこの疑問を小学校で第2次世界大戦以降の歴史を習った頃から感じていた。なぜならば日本政府がアメリカ政府の意向に反した外交政策を打ち出すことは無いように思えたからだ。今日、日本とアメリカ合衆国は戦後のGHQ占領時代を経て緊密な関係を保ちつづけている。日本にとってアメリカは核を含めた防衛力を提供してくれる軍事大国であり多量の加工製品を買ってくれる貿易相手である。アメリカにとって日本は東アジアへの軍事・政治拠点であり大量の穀物製品を売る貿易相手でもある。なにより戦後の両国の人的交流を経て日本とアメリカは友人となった。毎年多くの日本人がハワイなど多くのアメリカ領土を訪れているしアメリカの大学に留学する日本人学生の数も増えている。一方で、日本に在住するアメリカ人の数も増えた。太平洋戦争という悲しい喧嘩を体験した日米は相互理解が深まり友好国になったのだ。
    だが仮にこの「緊密な関係」がアメリカ政府と日本政府の主人と奴隷といった「上下関係」から来ているの..

    コメント1件

    understand 購入
    焦点はよいと思いました。
    が少々読みにくい部分があります。
    2006/12/02 18:47 (10年前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。