軍縮と軍備管理

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    資料紹介

     軍縮と軍備管理についてキーワードを用いて書くというのが課題なので、課題の図書を参考に私なりにまとめてみました。
    1、 軍縮とは
    ?(『軍縮』=ディスアーマネント)の背景
     かつて領土の拡大や植民地の獲得が国益の中心的な部分を占めていた時代には、他国の侵略のためや、他国からの侵略に対する防衛のため、さらには他国に対する威嚇、脅迫という意味でも軍事力は大きな意味をもっていた。
    ? 軍縮の始まり
     20世紀に入り2度の世界大戦を経験した国際社会には国際連盟規約(1919)や不戦条約(1928)など侵略戦争を抑えようとする動きが高まり、1945年には国連憲章により武力の行使や威嚇は原則的に禁止された。それに伴い紛争解決の方法として、非軍事的手段が重視されるようになった。
    2、 軍事管理とは
    ?『軍事管理(=アームズコントロール)』の定義
     軍事管理という言葉は定義がない。1940年代末以降、東西冷戦構造のもとで軍備誇張競争が進み、軍縮の実現はますます困難になるという現実があった。このような中で50年代末から『軍縮』にかわって使われるようになった概念のことで、
    ? 現実的に軍縮が実現できないので、せめて「軍備の拡大を抑える」ことを目的とする。
    「副次的軍縮措置」や「部分的軍縮」などと呼ばれる。
    ?全面的軍事衝突を回避するという目標や、その目標達成のために脅威を削減するもの。
    という2つの解釈ができる。とりわけ?の解釈について取り上げると、戦争がおこる危険性を減らし、戦争がおこった場合でも範囲や程度を最小限に抑えるために潜在的敵国間で行われるあらゆる形態の軍事に対する協力と定義できる。
    ? 軍縮管理の諸段階
    軍縮管理は3段階に分類できる。
    ?「信頼醸成措置(CBMs)」(第1段階)

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    軍縮と軍備管理について
    軍縮と軍備管理についてキーワードを用いて書くというのが課題なので、課題の図書を参考に私なりにまとめてみました。
    軍縮とは
    ⅰ)(『軍縮』=ディスアーマネント)の背景
    かつて領土の拡大や植民地の獲得が国益の中心的な部分を占めていた時代には、他国の侵略のためや、他国からの侵略に対する防衛のため、さらには他国に対する威嚇、脅迫という意味でも軍事力は大きな意味をもっていた。
    ⅱ)軍縮の始まり
    20世紀に入り2度の世界大戦を経験した国際社会には国際連盟規約(1919)や不戦条約(1928)など侵略戦争を抑えようとする動きが高まり、1945年には国連憲章により武力の行使や威嚇は原則的に禁止された。それに伴い紛争解決の方法として、非軍事的手段が重視されるようになった。
    軍事管理とは
    ⅰ)『軍事管理(=アームズコントロール)』の定義
    軍事管理という言葉は定義がない。1940年代末以降、東西冷戦構造のもとで軍備誇張競争が進み、軍縮の実現はますます困難になるという現実があった。このような中で50年代末から『軍縮』にかわって使われるようになった概念のことで、
    現実的に軍縮が実現できな...

    コメント3件

    shogo1986 購入
    軍縮と軍縮管理、違いがわかりました・参考文献の「」があってほしかった
    2006/01/06 1:07 (18年2ヶ月前)

    grace29 購入
    良かった。
    2007/01/07 0:11 (17年2ヶ月前)

    kunimare1 購入
    参考になりました
    2007/01/12 10:16 (17年2ヶ月前)

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