世界のエイズに対して日本はどう貢献できるか

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    資料紹介

    2005年6月、国連エイズ特別総会で「コミットメント宣言」が採択された。コミットメント宣言とは、“地球規模で深刻化するHIV/AIDS問題に対する各国および国際社会の戦略および責任を明確化したものであり、その中では低・中所得国およびHIV/AIDS対策の急激な拡大が必要な国における年間HIV/AIDS対策費を70−100ドルと見積もり、2005年までに、特に援助国が対策に必要な資源を供給するための措置を講じると定めている。”*1多くはHIV/AIDS問題に対する最大の優先課題は「貧困」と考えており、各国は政府が中心となり貧困を解消するために基金を拠出するのと同時に、NGOや市民団体がマンパワーとなり医療援助、保健教育、啓発活動を行っている。

    では、世界のこのような体制のなかで我々日本はいったい何ができるだろうか?
    2000年7月のG8九州・沖縄サミットにおいて日本は議長国を務め、今現在世界中で脅威とされている感染症を主な議題として取り上げ、今後途上国援助に関しては感染症対策に重点を置くことを発案した。

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    世界のエイズに対して日本はどう貢献できるか
    2005年6月、国連エイズ特別総会で「コミットメント宣言」が採択された。コミットメント宣言とは、“地球規模で深刻化するHIV/AIDS問題に対する各国および国際社会の戦略および責任を明確化したものであり、その中では低・中所得国およびHIV/AIDS対策の急激な拡大が必要な国における年間HIV/AIDS対策費を70-100ドルと見積もり、2005年までに、特に援助国が対策に必要な資源を供給するための措置を講じると定めている。”*1多くはHIV/AIDS問題に対する最大の優先課題は「貧困」と考えており、各国は政府が中心となり貧困を解消するために基金を拠出するのと同時に、NGOや市民団体がマンパワーとなり医療援助、保健教育、啓発活動を行っている。
    では、世界のこのような体制のなかで我々日本はいったい何ができるだろうか?
    2000年7月のG8九州・沖縄サミットにおいて日本は議長国を務め、今現在世界中で脅威とされている感染症を主な議題として取り上げ、今後途上国援助に関しては感染症対策に重点を置くことを発案した。そこで設置されたのが民間団体「世界エイズ・...

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