ザ・ゴール 書評

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    資料紹介

    1 「ザ・ゴール」とは 
     ある日、出社したら副本部長が、なぜか自分の工場に来ている。そして彼は長引く採算悪化を理由に、後三ヶ月以内にこの工場を立て直さなければ閉鎖だ、と告げるのだ。主人公・アレックス・ロゴはその工場の所長。今まで納期に遅れることは当たり前だった。けれどそれでは、いけないのだ。何とか立て直さなければならない。しかしどうやって立て直すのか。この工場は本来よい工場なのだ。技術はあるし、最高のNC工作機械もある。ロボットもあるし、何でもできるコンピュータも有能な人材も揃っている。それでは何が悪いのか・・・
     「ザ・ゴール」は、このようにいきなり工場の再編を期限付きで命じられた主人公の苦悶から始まる。本書は、全米で250万部を越えるベストセラーになったビジネス本で、主にTOC(制約条件の理論)を説明している。しかし、ただ理論を解説するのではなく、主人公の葛藤を交えた物語にそって、企業の経営における基本的な考え方から教えてくれるのだ。いわば、あの大ベストセラー「ソフィーの世界」の経営学版である。ソフィーの世界では、哲学を知ることによって、今の自分の世界からの脱却(まさに脱却だった)を図るのがテーマであったが、このザ・ゴールでは、TOCをもちいた工場倒産の危機からの脱却である。
     ソフィーの世界でも、ソフィーを哲学の世界に導いたアルベルト・クノックスという先生役がいたように、アレックスの恩師であるジョナという物理(・・)学者(・・)が、主人公にヒントを与えてくれる。彼はそのヒントを元に、仲間たちと協力し、時には離婚の危機に瀕しながらも、工場を立て直してゆくのだ。
    2 本書の概要
     では、本書ではどのようにTOCの原理が解説されているのだろうか。物語に即しながら、述べていくとする。
     工場を立て直すにあたって、アレックスは、企業の目的とは何か、という問題をジョナから与えられる。

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    1「ザ・ゴール」とは 
     
    ある日、出社したら副本部長が、なぜか自分の工場に来ている。そして彼は長引く採算悪化を理由に、後三ヶ月以内にこの工場を立て直さなければ閉鎖だ、と告げるのだ。主人公・アレックス・ロゴはその工場の所長。今まで納期に遅れることは当たり前だった。けれどそれでは、いけないのだ。何とか立て直さなければならない。しかしどうやって立て直すのか。この工場は本来よい工場なのだ。技術はあるし、最高のNC工作機械もある。ロボットもあるし、何でもできるコンピュータも有能な人材も揃っている。それでは何が悪いのか・・・
    「ザ・ゴール」は、このようにいきなり工場の再編を期限付きで命じられた主人公の苦悶から始まる。本書は、全米で250万部を越えるベストセラーになったビジネス本で、主にTOC(制約条件の理論)を説明している。しかし、ただ理論を解説するのではなく、主人公の葛藤を交えた物語にそって、企業の経営における基本的な考え方から教えてくれるのだ。いわば、あの大ベストセラー「ソフィーの世界」の経営学版である。ソフィーの世界では、哲学を知ることによって、今の自分の世界からの脱却(まさに脱却だった)..

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